School volunteer forum
茨城学生活動支援組織ぐっぴぃ スクールボランティア支援委員会
挨拶・概要
フォーラム概要
概要
企画名:スクールボランティアフォーラム2003
「総合学習」をもっと元気に!学校と、学生を含む地域との協力のかたち
主催:茨城学生活動支援組織ぐっぴぃ スクールボランティア支援委員会
後援:つくば市、つくば市教育委員会
助成:日本財団
開催日時:2003年11月29日 13:30〜18:00
開催会場:つくば市立吾妻中学校 体育館
参加費:一般500円、学生300円
スタッフ:18名
参加者数:115名(協力者も含む)
学生参加者: 53名
一般参加者: 42名
教員: 20名
企画趣旨:
本フォーラムは、学生によるスクールボランティアという立場から、総合的な学習の時間に利用可能な学校・地域等での実践事例を広くPRし、様々な立場の方々のパートナーシップを大切にして、理解や協力、支援をいただくことにより、新しい時代の教育の在り方を探るとともに、さらなる充実・実践を図ることを目的として開催しました。
当日のプログラム
・オープニング 13:30〜14:25
基調報告
吾妻中学校教諭コメント
田中統治教授コメント
・分科会 14:40〜16:20
地域分科会
環境分科会
農業分科会
福祉分科会
国際理解分科会
ポスターセッション
・全体会 16:40〜18:00
分科会報告
記念写真撮影
・懇親会 18:30〜
茨城学生活動支援組織ぐっぴぃ 代表理事 木村亮介
今、教育界で当たり前のように掲げられている「学校と地域の連携」。しかしその地域とは誰か?私たちは、「学生も地域の一員である」というスタンスで、学生を含めた地域と、学校とが協力しあって、地域にいる様々な立場の人それぞれが、子ども達の成長に責任を持ち、地域の教育力を担っていけるよう、教育現場を開かれたものにしていきたいと願っています。
全国でスクールボランティアの実践例は、無数にあります。県内でも先進事例があります。しかし学生はそれほど多くありません。まして学生主体でやっていこう、それを学生がコーディネートしていこうという例は、聞いたことがありません。これは、全国に先駆けた、歴史的な第一歩なのです。
この物語は、ある夢見がちな少女の、大きな夢から始まり、様々な方々にご指導ご協力をいただくことによって、こうして念願のフォーラムを開催するまでに至りました。本フォーラムを主催したのは、ぐっぴぃの中の一つのプロジェクトチームである、スクールボランティア支援委員会です。ぐっぴぃは「学生の思いを実現する場や機会を提供すること」を目的とした学生NPOです。まさに、この「学生発!スクールボランティア推進プロジェクト」を考えた彼女の思いや、スクールボランティアしたいと思っている学生達の思いが実現してきているのを見ると、一緒に応援してきた身としても、うれしい限りです。
ぐっぴぃのビジョンでは、市民一人一人が主体的に社会を形成していける、市民社会の形成を目指しています。そのために学生の立場から、学生の社会参画を促進していく。そして、学生が地域と密着し、その地域に内在する諸問題を地域住民と一緒に解決していきたい。このプロジェクトも、地域の教育力低下などの、地域の課題を解決するために、学生の力を活かし、様々な立場の人と協力して、新たな解決策を実現していこうというものです。
この物語の続きを作るのは皆さんです。参加していただいた方にも、当日伝え切れなかったことや、他の分科会でどんなことを話していたのかも含めて、フォーラムの内容を再確認していただけます。学校の、学生・地域の、それぞれの動き・実情を知り、お互い協力していくために、それぞれがどうしていけばいいのか共に考え、それを周りに広め、実践して下さい。これをきっかけに、この茨城で、学生を含めた地域と、学校の真の連携を作っていきましょう。
また、この報告書は単なるイベントの報告書ではありません。学生の授業プログラム集も含んでいます。学生は、例えばこういう授業が提案できるんだ、ということです。今後の活動予定についても後半に載っています。学校関係者の皆様には、この報告書を、今後の総合学習に活かしていただければ幸いです。そして、学生の方も、NPOの方も、一般住民の方も、子供たちのために自分に何ができるのか、この報告書を読んで考えていただければ、さらに行動に移していただければ幸いです。
これだけ大きなイベントを、たった6名の委員会メンバーの力だけで行なうことは、到底不可能です。このフォーラムを実行するにあたって本当に多くの人のご指導・ご協力を頂きました。会場の提供やその他フォーラムの準備にお力を貸して頂いた吾妻中学校の先生方はもちろん、講演を頂いた田中先生や、各分科会での授業案づくりにパワーとアイディアを注いでくれた学生個人・団体やアドバイザーの方々、フォーラム当日一緒に準備などを手伝ってくれたボランティアの皆さん、このフォーラムに力を貸してくれた全ての方に、深く感謝申し上げます。皆さん、本当にありがとうございました!
スタッフ
茨城県内の大学生・高校生、約20名
(筑波大学、常磐大学、水戸桜ノ牧高校)
沿革
2002年
9月 設立総会&シンポジウム「私達が地域を変える」
11月 あしながP-walk10(水戸)支援
2003年
1月 筑波大学ボランティアセンター設立準備委員会発足
1月 スクールボランティア推進委員会発足
2月 100筑支援委員会発足
2月 研修合宿
3月 事務所移転
3月 ‘オモシロイ’学生団体紹介誌発行
3月 ぐっぴぃTシャツ発行
5月 100筑開催
5月 第2回総会開催
7月 スクールボランティア学生団体交流会
11月 第一回ぐっぴぃ 学生団体交流会
12月 Smartセミナーinつくば
What we aim?
茨城学生活動支援組織ぐっぴぃは、茨城県内の社会貢献活動の情報を集約し、学生の思いを実現する場や機会を提供することによって、学生の社会貢献活動を促進し、より多くの学生の社会参画を実現することを目的とした学生NPOです。
評議員
江崎礼子(世界の子どもにワクチンを日本委員会)、菊池秀之(つくば市市民活動センター所長)杉本実季(茨城新聞記者)、辻中豊(筑波大学社会学類長)、横田能洋(茨城NPOセンターコモンズ事務局長)、吉田里江(世界の子どもネット代表理事)
具体的活動内容
*交流事業
交流会やメーリングリストのオフ会を通して、学生団体・個人・NPO等が出会い、お互いを刺激し合う場を提供します。
*情報サービス事業
メーリングリストで、いろんな分野のイベントやボランティア募集などの情報を受発信する場を提供します。
*団体運営支援事業
(1)県内外の学生団体・NPOなどの情報提供
(2)イベント開催時における広報支援
(3)(受付セットなどの)備品の貸し出し
(4)各種マニュアルの提供etc・・・
*プロジェクト支援事業
ぐっぴぃでは、協働プロジェクトを推進します。
|