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「クリーンアップキャンペーン2002リポート」 クリーンアップ全国事務局発行
 
調査で採取された品目の順位―ワースト20―2002秋
 
*図表で使われている記号:P=プラスチック、EPS=発砲スチロール、M=金属、Pa=紙、G=ガラス・陶器・土石類、W=木(加工されたもの)、R=ゴム、X=複合素材他
 
総合(水際・海中)ワースト10
 
水際ワースト10
 
総合(水際・海中)ワースト20
順位 素材 品目 回収個数 割合
1 P タバコのフィルター 96691 17.98%
2 P プラスチック破片 71741 13.34%
3 EPS 破片(小:1m3以下) 59741 11.11%
4 EPS 破片(大) 46572 8.66%
5 P カキ養殖用パイプ 19860 3.69%
6 X 花火(X) 19329 3.60%
7 P シートや袋の破片 16935 3.15%
8 G ガラス破片 15211 2.83%
9 P お菓子のパッケージ 14436 2.69%
10 P ふた・キャップ 13407 2.49%
11 Pa 紙片 12214 2.27%
12 P スーパー・コンビニの袋 11448 2.13%
13 M 飲料缶 9540 1.77%
14 P その他の袋 8991 1.67%
15 M 釘・鉄板・鉄筋・針金など 8642 1.61%
16 P ひも・ロープ 8098 1.51%
17 W 加工された木片 7913 1.47%
18 P その他のパッケージ 7487 1.39%
19 P 飲料用プラボトル 7069 1.31%
20 P レジンペレット 5921 1.10%
    その他 76375 14.21%
    総合計 537621 100%
    調査会場数 139  
    調査員数 10645  
    採取数合計(個) 537621  
    一人当たり採取数 50.5  
    集めたゴミの重さ(kg) 30395.2  
    水際の長さ(m) 39654.5  
 
水際ワースト20
順位 素材 品目 回収個数 割合
1 P タバコのフィルター 94451 17.86%
2 P プラスチック破片 70486 13.33%
3 EPS 破片(小:1m3以下) 59376 11.23%
4 EPS 破片(大) 46497 8.79%
5 P カキ養殖用パイプ 19858 3.75%
6 X 花火 19325 3.65%
7 P シートや袋の破片 16215 3.07%
8 G ガラス破片 14831 2.80%
9 P お菓子のパッケージ 13916 2.63%
10 P ふた・キャップ 13357 2.53%
11 Pa 紙片 11994 2.27%
12 P スーパー・コンビニの袋 11109 2.10%
13 M 飲料缶 8994 1.70%
14 P その他の袋 8907 1.68%
15 M 釘・鉄板・鉄筋・針金など 8521 1.61%
16 P ひも・ロープ 8075 1.53%
17 W 加工された木片 7898 1.49%
18 P その他のパッケージ 7447 1.41%
19 P 飲料用プラボトル 7014 1.33%
20 P レジンペレット 5918 1.12%
    その他 74766 14.13%
    総合計 528955 100%
    調査会場数 130  
    調査員数 10278  
    採取数合計(個) 528955  
    一人当たり採取数 51.46  
    集めたゴミの重さ(kg) 30369.6  
    水際の長さ(m) 38744.5  
 
 
海のテロリズム
工作船・海賊・密航船レポート
山田 吉彦 著
 
 日本近海では、領海侵犯、密航事件、覚せい剤密輸事件、また拉致事件など、国民の生活を脅かす犯罪が多発している。日本は平和な島国ではないことや、見過ごされてきた海の安全について、広く国民が理解しやすいように書かれた時宜を得た一冊。
 3部構成。第1部「日本を取り巻く海の犯罪」では、唐・新羅を空いてにした白江村の戦い(663年)、元寇(1274年、1281年)から、現在、東京・お台場に展示されている北朝鮮工作船(事件)、さらに乗り上げ放置外国船・密航船(海からの侵入者)も含めて、海からの脅威を解明。
 第2部「アジア海賊事情」では、マラッカ海峡など東南アジア海域で多発する海賊行為について、最近の事件を取り上げながら、海賊の歴史や変遷にも触れ、多角的な視点で考察を加えている。
 日本国民の生活を支えてしる船舶の航行は安全なのかを警鐘も交えて述べている。
 第3部「海の安全を守るために」では、海上テロとの戦い・日本の海上保安庁の対策・各国の鉛管警備体制について最新事情を紹介、併せて、日本財団が中心となり活動している民間ボランティアの沿岸監視「海守」の重要を強調している。
 
 著者は日本財団海洋船舶部長で、「天気で読む日本地図」(PHP新書)の著書も。
新書版、205ページ、定価680円(税別)
発行=PHP研究所
(〒102-8331東京都千代田区三番町3-10 電話03・3239・6298)
 
(出典:日本海事新聞)







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