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7. 江蘇江都船舶集団公司（江都船廠）
(Jiangsu Jiangdu Ship Group Corporation)
所在地：江蘇省江都市通江路35号
Address: NO.35 Tong Jiang Road Jiangdu City Jiangsu Province
郵便番号：225200
Tel: 0514-654-2828
Fax: 0514-655-4551
URL:
E-mail: jd.zcc@public.yz.js.cn
資本形態：中型国有企業
創立：1958年
業務内容：油槽船、化学薬品運搬船、コンテナ船、大型浮ドック等各種の鋼製船舶及び海上プラットフォームの建造。
会社概要：長江沿い江都市最大の造船企業。
法人代表：汪毅陵
董事長：汪毅陵
総経理：汪毅陵
従業員数：4,495人
敷地面積：80万m2
施設概要
スリップウエイ数：3
スリップウエイサイズ（最大船型、クレーン能力）：
180m×28m（2万DWT、100t×1、60t×1）
280m×60m（8万DWT、200t×1、40t×1）
120m×37m（5,000DWT）
ドック数：1
ドックサイズ（最大船型、クレーン能力）：
268m×40m×8m（8万DWT、400t×1、100t×1）
艤装岸壁 （クレーン能力）：
185m（50t×1）
210m（50t×1）
実績（船舶部門）
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2000年 |
2001年 |
2002年 |
| 受注（万DWT/隻） |
-/8（-） |
59.4/10（3位） |
34.1/3（7位）* |
| 竣工（万DWT/隻） |
9.85/4（7位） |
6.95/4（-） |
8.2/5（-） |
| 手持（万DWT/隻） |
50/16（6位） |
68/19（8位） |
82.2/-（6位）* |
| 生産額（億元） |
3.1（-） |
3.5（-） |
2（-） |
| 輸出額（万USドル） |
2,797（-） |
3,278（-） |
7,441（10位）* |
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*江蘇亜海造船公司の数字
財務（2001年）
登録資本金：0.7億元（約11億円）
売上高：3.2億元（約49億円）
当期純利益：1,063万元（約1.6億円）
固定資産：9,633万元（約14.4億円）
売上総利益：4,205万元（約6.5億円）
備考
●江都粤海造船有限公司を中心とする省レベルの大型船舶集団企業。
7.1 企業概況
7.1.1 沿革
1958年 江都船廠として創立
1992年 社名を「江蘇江都船舶集団公司」に変更。
1998年 中国船級協会からISO9002の認証を取得。
1998年3月 「上海粤海企業発展株式有限公司」と共同で「香港漢盛集団」から「江蘇江盛造船有限公司」の株を一部買入れ、「江蘇江盛造船有限公司」の社名を「江都粤海造船有限公司」に改称。
「江蘇江盛造船有限公司」時代に多くの大型浮ドックを建造、1993年香港船主向けに建造した最大揚力3.6tの浮ドックは交通部表彰を受賞。
98年3月、「上海粤海長興船務工程有限公司」向けに建造した最大揚力2.2万tの浮ドックが竣工。
2000年 子会社の「江都粤海造船有限公司」が米国BATH IRON WORKS CORP社に最大揚力2.8万tの浮ドックを建造。
2001年 「上海同達創業投資股  有限公司」「香港漢盛集団」と合弁で「江都亜海造船有限公司」を設立。 2002年7月 「江都亜海造船有限公司」がドイツBertling社に32,000DWTの多目的貨物船“SOLent”号を竣工。
7.1.2 経営者及びその経歴
表7-1: 董事長の経歴
| 名前 |
汪毅陵 |
| 役職 |
董事長 |
| 性別 |
男 |
| 生年月日 |
1955年 |
| 学歴 |
大卒 |
| 職歴 |
期間 |
勤務先 |
役職 |
| |
1978年〜1988年 |
江都船廠 |
技術者、副廠長 |
| |
1988年〜1992年 |
江都船廠 |
廠長 |
| |
1992年〜現在 |
江蘇江都船舶集団公司 |
董事長兼総経理 |
|
表7-2: その他主要責任者の名前及び職務
出所：上海科学技術情報研究所市場調査研究部
7.1.3従業員構成
図7-1: 従業員構成図（2001年12月31日現在）
従業員総人数は4,495人で、大学以上の学歴をもつ従業員が882人。
技術者は473人で、従業員総数の11%、管理職は197人で従業員総数4%。
7.2 会社組織
7.2.1 会社組織
図7-2: 会社組織図
7.2.2 関連企業
表7-3: 主要関連企業の名称及び会社概要
| 関係 |
関連企業 |
会社概要 |
| 出資者 |
江都市交通局 |
江都市の産業政策の策定、交通管理、交通発展計画及び公共設備の投資等を行う政府機関。 |
| 子会社 |
江都粤海造船有限公司 |
1998年3月に、「江蘇江都船舶集団公司」（マジョリティ）と「上海粤海企業発展株式有限公司」が共同出資して設立した子会社。主に浮ドック、油槽船を建造。 |
| 揚州意都造船有限公司 |
小型船の新造船を行う造船所。 |
| 江都市船舶貿易公司 |
新造船の商談、中古船売買、舶用設備の販売等の貿易サービス業務を取り扱う。 |
| 揚州延展気体有限公司 |
工業ガスの生産企業。生産許可書所あり。 |
| 江都起重機械安装工程公司 |
クレーン等の機械設備の取付けを行う企業。 |
深 億龍船舶工程公司 |
船舶の建造・修理を行う企業。 |
| 上海金鷹船務有限公司 |
船舶の修繕・改造等の業務を取り扱う。 |
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出所：上海科学技術情報研究所市場調査研究部
7.2.3 政府との関係
江都市の有名企業。出資者は江都市交通局であり、地方政府との関係も非常によい。地方政府からの補助金はないが、税収では一般企業より優遇されている。
設備調達でも地方政府の利便を受けている。出資者である江都市交通局から設備・資材の調達先について推薦を受けることもあるが、厳格に品質検査を行うため品質には影響しない。
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