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5. 湖南長沙船舶廠
(Chuandong Shipyard)
所在地：湖南省長沙市岳麓区観砂嶺
Address: Yuelu District, Changsha City, Hunan Province, China
郵便番号：410013
Tel: 0731-8809191
Fax: 0731-8809931
E-mail: sales@hunan-ship.com
資本形態：国有企業
創立：1952年1月
業務内容：プロダクト運搬船、上陸用舟艇、巡邏艇及び鉄鋼構造物等を製造する。
会社概要：1952年に創立し、主に船舶の製造・修繕、機械加工、圧力容器の生産を行う。
法人代表：王勇
董事長：
廠長：王勇
従業員数： 1,270人
敷地面積： 31万m2
施設概要
スリップウエイ数：3
スリップウエイサイズ（最大船型、クレーン能力）：
100m×40m（3,000DWT、80t×1、50t×1）
84m×30m（3,000DWT、15t×1、20t×1）
80m×40m（3,000DWT、15t×1、20t×1）
艤装岸壁数：1
艤装岸壁（クレーン能力）： 50m（30t×1）
実績（船舶部門）
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2001年 |
2002年 |
2003年 |
| 修繕隻数 |
15 |
4 |
3 |
| 生産額（万元） |
276 |
90 |
67 |
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財務（2002年）
登録資本金：1,812.5万元（2.72億円）
固定資産：0.36億元（5.4億円）
売上高：0.038億元（0.57億円）
売上総利益：-156.1万元（-0.23億円）
税引後純利益：-329.1万元（-0.5億円）
備考
●新造船及び船舶の修繕業務は年々減りつつある。
5.1 企業概況
5.1.1 沿革
1952年1月 湖南長沙船舶廠として創立。
1978年 中国人民解放軍総後勤部の指定造船廠である。
1981年 法人代表を陳建平に変更。
1996年 香港美光公司と合併し、社名を“湖南美光船舶製造有限公司”に変更。
1996年 074上陸用舟艇を3隻建造。
1996年12月 建造した「24車機動車自動車フェリー」は湖南省科学技術進歩三等賞を受賞
1997年 香港復帰の前に、元軍事委員会主席劉華清氏は074上陸用舟艇を視察。
1999年 合弁企業を解散し、独立法人の資格を回復し、社名が元社名に戻る。
2002年 上海中遠川崎重工結構有限公司と提携。
2002年5月 省建設庁の審査を経て鉄鋼構造物の建造・据付けの二級資格証書を取得。
2002年6月 長沙市委員会書記梅克保氏は長沙市交通局局長潭杭生氏とともに消防艇を視察。
2003年 法人代表を王勇に変更。
5.1.2 経営者及びその経歴
表5-1: 廠長の経歴
| 名前 |
王勇 |
| 役職 |
廠長 |
| 性別 |
男 |
| 生年月日 |
1963年10月 |
| 学歴 |
大卒 |
| 職歴 |
期間 |
勤務会社 |
役職 |
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1985年〜1990年 |
湖南省長沙船舶廠 |
教育科、総工程師室幹部 |
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1990年〜1991年 |
湘海解船公司 |
調達担当 |
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1991年〜2000年 |
湖南省長沙船舶廠 |
廠長助理、廠長弁公室主任 |
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2001年〜2003年 |
湖南省長沙船舶廠 |
副廠長、廠長弁公室主任 |
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2003年〜現在 |
湖南省長沙船舶廠 |
廠長 |
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出典：MIRU調査
表5-2: その他主要責任者の名前及び職務
| 名前 |
役職 |
| 劉益開 |
副廠長 |
| 王欣栄 |
生産科科長 |
| 羅済生 |
経営科科長 |
| 張季陽 |
技術科科長 |
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5.1.3 従業員構成
図5-1: 従業員構成図
従業員総数は1,270人であり、うち技術者は214人で、従業員総数の17%を占め、管理職は78人で、従業員総数の6%を占めている。
5.2 会社組織
5.2.1 会社組織
図5-2: 会社組織図
5.2.2 関連企業
表5-3: 主要関連企業の名称及び会社概要
| 関係 |
関連企業名称 |
会社概要 |
| 親会社 |
長沙市交通局 |
長沙市の交通管理、交通発展計画及び産業政策の策定、公共設備の投資管理等を行う政府機関である。 |
| 分廠 |
長沙市精密鋳造廠 |
長沙市鋳造業界の中堅企業であり、各種の精密鉄鋼鋳造物、非鉄金属鋳造物の生産を行う。 |
| 機械分廠 |
普通機械の加工、機械関連部品の生産等を行う。 |
| 輪機分廠 |
ディーゼル・エンジン、オイル・ポンプ及び関連部品の加工を行う。 |
| 船体分廠 |
主に船体ブロック、建築構造物等の設計・製造を行う。 |
| 装飾分廠 |
船舶の内装、外部装飾及び建築鉄鋼構造物等の建造を行う。 |
| 圧力容器分廠 |
一、二類の圧力容器の設計・製造を行う。 |
| 提携会社 |
中遠川崎重工鋼結構有限公司 |
中国遠洋運輸集団（COSCO）と日本川崎重工業株式会社（KAWASAKI）とが共同出資で設立した合弁企業であり、総投資額は5,480万USドルで、敷地面積は160,000m2である。 「建設部工事鉄鋼構造物建造一級企業賞」及び建設部中国建築金属機構協会の「建築鉄鋼構造物製造・据付けの指定企業」等の称号を取得。2000年1月に品質管理及び品質保証の国際規格であるISO9001の認証を取得。 |
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出典：MIRU調査
5.2.3 政府との関係
1996年に一度香港美光公司に併合され、1999年以降、企業の独立法人の資格を取り戻したが、企業経営が依然として困難な状況に陥り、今でも地元政府の保護を受けている。
原材料及び設備の調達においては、長沙市交通局傘下の子会社であるため、地元政府の政策保護を受け、元の設備はすべて政府から無償供給されていた。今では、原材料や設備等は自ら調達を行い、調達部と地元政府の関係は普通である。
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