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(d)三相全波混合ブリッジ
 順変換装置として実用的で広く採用されているが,単相の場合と同様,逆変換運転ができない。
 抵抗負荷,誘導負荷共:α=180°で電圧零となる。
 
注:
誘導負荷の場合,負荷回路中に生ずる逆起電圧(VR)は点弧中のサイリスタとそれに直列のダイオードによって短絡されるので,整流電圧に影響を及ぼさない。
 
図2.91 三相全波混合ブリッジ回路の基本結線と整流電圧波形
 
(e)三相全波純ブリッジ
 出力電圧の脈動が少く,高い制御性能をもっている。直流電動機を接続する場合は,電力を電源に逆変換するインバータ運転が可能である。
 抵抗負荷:α=120°で電圧零となる。
 誘導負荷:α=90° で電圧零となる。
 
図2.92 三相全波純ブリッジ回路の基本結線と整流電圧波形







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