6.9.6 内張り内の鋼壁に金台を溶接して機器を取付ける場合
下記のいずれの場合も金台と羽目板はピッタリしていること。
(1)金台にタップを立てる場合
図6.51
(a)木壁の金台マーキン位置に機器をあてがい, 取付穴のマーキングをする。
(b)木壁と金台に取付ボルトの下穴をあける。更に木壁の穴をボルトが楽に通るまで大きくし, 金台にタップを立てる。
(c)ボルトにばね座金と平座金を挿入し, 機器取付足の穴を通し, 金台にねじ込み, スパナで締める。
(2)金台にボルト溶接した場合
図6.52
(a)機器取付足の穴をボルトに合わせて通し, 羽目板に押しつける。
(b)平座金とばね座金を入れ, 次にナットを入れて, 手で締まるだけ締める。
(c)スパナを使用して完全に締付ける。
(d)ボルトが長い場合はナットの頭から1.5〜3山位残して切る。
(3)金台にナットを溶接した場合
図6.53
(a)機器取付足の穴を木壁の穴に合わせる。
(b)ボルトにばね座金と平座金を挿入し, 機器取付足の穴を通し, ナットにねじ込む。
(c)手で締められるだけ締めた後, スパナで完全に締付ける。
(1)鋼壁取付の場合
図6.54
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注(1)皿木ねじで木台を取付ける場合は皿錐で木台の穴をさらうこと。
(2)機器取付穴と木台の止め木ねじが重複しないようにすること。 |
(a)木台に取付穴をあける。 (取付木ねじの外径より若干大きく)
(b)機器が水平もしくは垂直に取付くように木台を鋼壁にあてがい取付穴のマーキングをする。
(c)鋼壁に取付穴(ねじ下錐)をあけて, タップを立てる。
(d)タップに合った木ねじで木台を締付ける。
(2)木壁取付の場合
図6.55
(a)木台に取付穴をあける(取付ねじの外径より若干大きく)
(b)機器が水平もしくは垂直に取付くように木台を木壁にあてがい取付穴のマーキングをする。
(c)木壁に取付穴(下錐)をあけて, 木台を木ねじで締付ける。
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