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6.1.31 F.1.31 define plant operating philosophy*(AAM A231)
 当該プラントの運転状況や、製造方法、技術、プラントの安全性、あるいはプラントの利用度合いといったプラントのオーナの目標が達成されるに必要なアクテイビティを確認すること。このアクテイビティには、単位操作のタイプとシーケンスの選択とプラントの製造目的が達成され、変更や異常運転の実行、更に始動と停止の手順などを指定することが含まれる。
 
 エンジニアリング方針を規定するもので、いろんな要領や、コード、標準、ガイドライン、および適用仕様を決めるもの。
 
 製品の出荷予定日で、工事日程を満足するもの。
 
 その一部またはサービスが行われ受入の合意がなされたプロセス。
 
 プラントオーナによって提示された、もしくはアーキテクチャやエンジニアもしくは工事業者によって作成されたドキュメントで、それらは、プラント技術に基づいている情報やデータを定義している。それは、ガイドライン、要件書、会社の標準、規定、管理機構や配布物、あるいはプラント若しくは製造要領の参照物等からなる。
 設計基準には次のようなものがある:
- design safety philosophy;
- environmental requirements;
- plant inputs(e.g., fuel, feedstock);
- plant license and permit requirements;
- plant operating requirements;
- plant process requirements;
- plant product or output(type and capacity);
- site parameters(geographical, meteorological, soils, hydrological);
- type of plant.
 これはまた、次のような性能に関するものがある:
- capacity;
- engineering quality;
- environmental;
- investment and project economics;
- safety and health;
- schedule;
- product and plant quality;
- product and raw material storage
- project execution;
- technology.
注1 性能は、通常、文書化されプロジェクトチームによって保守されたドキュメントによる、そのチームはビジネス、エンジニア、工事およびプラントサイトのメンバからなる。
注2 設計基準の定義は、オーナ側の問題である。
 
 割当要求を作成する為のアクテイビティであって、既存プラントの改修あるいは新規プラントの建設の工事設計仕様を作成する。
 割当要求は、会社の管理部門の承認を受ける、承認に当たっては、工事設計仕様が作られる。
 
 ビジネス計画の為の予算計画を獲得するに十分な設計を完成させるのに必要な主たるステップの記述で、前例のない場合のための方法の示唆も含む。それは、建設技術、機械技術、ユーティリティ技術、自動化技術、スケジュール、スコープ、標準と規格、プロセスの定義、管理フィロソフィ、コスト、損益と時期、及びプロジェクトの方向性(例えば、アーキテクトエンジニアリング、工事管理)といったものを方向つけする。
 
 プラントを廃棄した後に残る全ての機器アイテム。
 
 プロセスプラントの廃棄に関する全ての情報で、あらゆる危険物質、残留物、保温材、ケーブル類、配管、容器、回転機器類の破棄、サイトの清掃および撤去報告や写真、の破棄に使われる方法の許可と承認やサイトの清掃とかその写真を含む。
 
 プラントの廃棄に必要な計画とアクテイビティ。
 
 有益な製品をつくるのに、プロセスプラントの運転を通して、必要となる全てのユテイリィティ
 
 全ての主な必要機器の初期の寸法決定は、この時点で予算獲得に間にあるように行われる。
例:冷凍設備、購入電力設備、予備電源、スイッチギア、圧縮機、ボイラ、更にはプラントに求められる主なプロセス機器などである。
 
 概念レベルでは、これは蒸気、圧縮空気、電力、冷凍、水、消化水、あるいは下水道(嵐、プロセス、汚水)といったプラントの主な補給システムに対する改善や追加の予備的なものである。補給配管ラインや補給口の数や大きさのインパクトも含まれる。信頼性、時期、計画された保全、並びに夏冬の操作に関してのシステムの運転は、正しく計画するには配慮がいる。
 
 誤りや、推奨、新規要求、あるいはプラントの設計、建設あるいは運転期間中に発生するそれ以外の理由によるプラントの設計の変更。
 
 プロジェクト若しくはプラントが環境に与える影響の評価。
 報告書は、通常は環境管理機構によって、建設がはじまる前に要求される。
 
 機器に対して何が求められているのかの機能要求を記述若しくは指定するもの。それは、機器がプロセスに与えるサービスを記述する情報項目である。
 ポンプの場合、それらの情報は、1502-B Condense Return Pump Bといったような名前やタイトルを持つ。
 
 性能要求の記述若しくは指定であって、如何にサポートされるかである。それらは、情報項目で、機器がプロセスや他の運転情報での効果を記述するものである。
 ポンプの場合、その情報とは流量レート、全揚程、および効率などである。
 
 機器の機能データのサブセットで機器がプロセスにどのようにサービスを提供するかが書かれている。それらのデータは特定の機器をその目的にそって選定するのに先立って決定される。
 
 必要となる機能上、性能上、物理的に、あるいはプロセス上の属性で名前があり計測可能なもの。
 
 各機器に割り付けられた識別子。
 
 プロセスプランの設備のリスト。
 機器リストは、次のようなものからなる、但し必須項目ではない。
- contract numbers(e.g., purchase, install);
- drawing references(e.g., P&IDs, plant arrangements);
- electrical load and type;
- identifier(e.g., tag);
- location(e.g., building, elevation, area, column row);
- name;
- service requirements(e.g., air, water, structural base, electrical power, control circuitry);
- spare requirements.
 機器リストは、全ての機器をカバーするものではない。雑機器やデバイス(Y型濾過器、流量計、計装機器)や弁類は含んでいない。
 
 計画、材料、サービス、労働力などを用いて、物理的なプラントを詳細設計に合わせて建設する。
 このプロセスは、サイトの準備、足場や仮設土台、或いは仮設道路や路線などから始まる。ユーティティサービスが開始され、仮設倉庫が建設される。主な設備が移されて、鋼製の支柱に支えられて土台に据付られる。サイトの恒久的な建屋が、パイプや鋼板を用いて、建設される。配管が通り、配管受けが取付けられて、弁や付属品が取付けられ、溶接や接合が行われる。ダクトや電路や計器が据付られる。
 
 ドキュメントの概念的なかつ運用上の要求事項で、計装や機器並びにプロセス間に関するもの。
 
 完全かつ合致した制約、要求事項、及びそれ関連するエンジニエアリング行為の為のガイドライン類を集めるアクテビティ。
 このアクテイビティは、結果的に設計基準ドキュメントの開発になる。設計基準を参照のこと。
 
 bidパッケージが評価され、サプライヤが選定され、かつプラントアイテムの調達の合意が図れるプロセス。
 
 プラントの空間配置設計を行うことで、最終システム設計を用いて初期のインプットとしてその最終的な建設許可に持ち込むこと。
 
 システム設計を作成することで、最終段階におけるフローと制御情報並びに機器性能データによって表現される。
 プラントの詳細設計の基準としての設計サービスの結果。
 
 検査、指導、及び管理上指定された方向つけなどであって、プラントプロジェクトで厳守する必要のあるもの。ガイドラインは、より一般的に適用される、それは何を為すべきかを示している。
 ガイドラインの作成者と利用者とその要求事項は
- architectural and engineering;
- construction management;
- constructor;
- contractor(basic practices);
- engineering and construction
- engineering, procurement, and construction;
- owner.
 これらのカラログは排他関係にはない。
 
 設計基準やユニット運転、燃料またはプロセスの原料に基づく計算であって、関連する化学特性に関係してプラントとその運用コストを最適にする。
 
 設計基準、ユニット運転、熱及び物質バランス、原料、特定の機器、制御ロジック、及びプロセスフローダイアグラムを、連邦政府や地方の規則、厳守しなければならないコードや標準に対抗して刷新し、結果の分析を行うこと。







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