海洋環境保護委員会
第50会期
議題項目3
MEPC 50/3
2003年12月8日
原文:英語
第50会期海洋環境保護委員会報告書(仮訳)
項目
1. 序論
2. MARPOL73/78改正の検討及び採択
3. 2003年12月1日月曜日の審議
4. 2003年12月4日木曜日の決定
5. 記念式典
6. その他の事項
附属一覧
附属1 決議MEPC.111(50)−1973年の船舶による汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書の附属書改正
附属2 決議MEPC.112(50)−状態評価スキームに関する改正
附属3 決議MEPC.113(50)−MARPOL73/78の附属書I改正の円滑な実施のためのシップリサイクリング
附属4 決議MEPC.114(50)−MARPOL73/78の附属書I改正の早期で効果的な実施
附属5 MARPOL73/78の附属書I第13G(3)(b)規則のための統一解釈
附属6 MARPOL73/78の附属書I改正の採択後のイタリア、キプロス、マルタ及びポーランド代表団による声明
1 序論
1.1 第50回海洋環境保護委員会は、A.Chrysotomou氏(キプロス)を議長として、2003年12月1日及び4日に、IMO本部において開催された。
1.2 今会期、次の各国からの代表団が出席した。
アルバニア |
クウェート |
アルジェリア |
ラトヴィア |
アンゴラ |
レバノン |
アンチグアバーブーダ |
リベリア |
アルゼンチン |
リトアニア |
豪州 |
ルクセンブルク |
オーストリア |
マレーシア |
バハマ |
マルタ |
バーレーン |
マーシャル諸島 |
バングラデシュ |
モーリタニア |
バルバドス |
モーリシャス |
ベルギー |
メキシコ |
ベニン |
モロッコ |
ボリヴィア |
モザンビーク |
ブラジル |
ナミビア |
ブルネイダルサラーム |
オランダ |
ブルガリア |
ニュージーランド |
カンボジア |
ニカラグア |
カナダ |
ナイジェリア |
カーボヴェルデ |
ノルウェー |
チリ |
オマーン |
中国 |
パキスタン |
コロンビア |
パナマ |
コンゴ共和国 |
ペルー |
コスタリカ |
フィリピン |
クロアチア |
ポーランド |
キューバ |
ポルトガル |
キプロス |
カタール |
北朝鮮 |
韓国 |
コンゴ民主共和国 |
ルーマニア |
デンマーク |
ロシア |
ドミニカ |
セントヴィンセントグレナディーン |
エクアドル |
サウジアラビア |
エジプト |
セネガル |
エストニア |
セルビアモンテネグロ |
エチオピア |
シエラレオネ |
フィンランド |
シンガポール |
フランス |
南アフリカ |
ガボン |
スペイン |
グルジア |
スリランカ |
ドイツ |
スーダン |
ガーナ |
スリナム |
ギリシャ |
スウェーデン |
グアテマラ |
スイス |
ギニア |
シリア |
ガイアナ |
タイ |
ホンジュラス |
チュニジア |
アイスランド |
トルコ |
インド |
ウクライナ |
イラン |
英国 |
アイルランド |
タンザニア |
イスラエル |
米国 |
イタリア |
ウルグアイ |
ジャマイカ |
バヌアツ |
日本 |
ベネズエラ |
ヨルダン |
ベトナム |
ケニア |
イエメン |
次のIMO準加盟国からの代表団が出席した。
香港(中国)
マカオ(中国)
次の国連及び専門機関からの代表団が出席した。
国連(UN)
国連環境計画(UNEP)
次の政府間機関からオブザーバーが出席した。
世界税関機構(WCO)
国際水路機関(IHO)
欧州委員会(EC)
海洋環境保護地域機関(ROPME)
次の非政府間機関からオブザーバーが出席した。
国際海運集会所(ICS)
国際標準化機構(ISO)
国際海上保険連合(IUMI)
国際自由貿易組合連合(ICFTU)
国際航路標識協会(IALA)
国際港湾協会(IAPH)
国際船級協会連合(IACS)
石油会社国際海事評議会(OCIMF)
国際水先人協会(IMPA)
国際地球の友(FOEI)
国際航法研究協会(IAIN)
国際船長協会連盟(IFSMA)
欧州造船協会(AWES)
国際独立タンカー船主協会(INTERTANKO)
国際タンカー船主汚染防止連合会(ITOPF)
国際道路運送連合(IRU)
国際ドライバルク貨物船主協会(INTERCARGO)
国際海事教育者協会(IMLA)
世界自然保護基金(WWF)
海洋工学、科学及び技術協会(IMarEST)
国際パーセルタンカー協会(IPTA)
国際航行連盟(ISAF)
International Marine Contractors Association(IMCA)
世界原子力輸送協会(WNTI)
国際港長協会(IHMA)
英国造船協会(RINA)
1.3 海上安全委員会(MSC)議長Mr.T.Allan(英国);法律委員会(LEG)議長Mr.A.H.E.Popp(カナダ);技術協力委員会(TCC)議長Capt.M.U.Ahmed(バングラディッシュ);簡易委員会(FAL)議長Mr.C.Abela(マルタ);ばら積み液体及びガスに関する小委員会(BLG)委員長Mr.Z.Alam(シンガポール);船舶設計設備小委員会(DE)委員長Mr.I.M.Ponomarev(ロシア);防火小委員会(FP)委員長Mr.K.Yosida(日本)も出席した。
事務局長開催の挨拶
1.4 事務局長は、参加者に歓迎の意を表し、MEPC50がMARPOL条約規定の手続きの範囲内で許容される最も早い実行可能な機会に、MARPOL条約第16条に従って、MARPOL附属書Iの新しい改正の採択を審議するために準備されたことに言及した。
1.5 事務局長は、必要な行動にIMOが迅速に対応できるように、Prestige号の事故後、欧州連合運輸大臣協議会の当時の会長及び欧州連合運輸コミッショナーを訪問するのと同時に、関連する旗国及び沿岸各国に関係船級協会を加えた通信連絡網を含め、同氏のとった迅速な行動について言及した。また、同氏は、タンカー産業の経済、海上輸送による油の供給への影響及び商業上の利益、船舶リサイクリング産業と船舶建造能力のような、すべての面を考慮して、提案された行動のInpact Assecement(影響評価)に関する専門家グループを再開しました。
1.6 事務局長は、どのような委員会の決定も否定的影響を引き起こさないように、掲げられた問題に対する現実的、実際的かつバランスのとれた解決策を探求することを奨励し、ともに作業するようすべての代表団に主張した。
1.7 事務局長は、海運が世界的な貿易の圧倒的な割合と世界経済を提供する国際的な産業であり、どのような安全、セキュリティ及び産業に影響している汚染の防止と管理の基準でも、IMOを通じた国際社会において審議及び採択されなければならないことが極めて重要であることを強調した。
1.8 事務局長は、MARPOL条約の下に確立された総合的管理の枠組みに違反しないように、当委員会のこの特別会期の成功を確保するために、ともに作業することをすべての代表団に要求した。
信任状
1.9 当委員会は、各代表団の信任状が正当かつ適正なものであったという事務局長報告を銘記した。
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