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4 障害保健福祉圏域別にみた設置状況
(1)障害者保健福祉圏域の状況
 千葉県では、障害者保健福祉サービスの推進にあたり、8つの障害保健福祉圏域を設定している。
 
図表5-8 障害者保健福祉圏域の設置状況
 
(2)建物のタイプ
 生活ホーム、グループホームの建物のタイプをみると、千葉圏では集合住宅が3分の2を占めているが、その他の地域は一戸建てが多い。特に印旛・山武圏、香取・海匝圏、安房圏ではすべてが一戸建ての建物となっている。
 
図表5-9 圏域別にみたホームのタイプの状況
 
(3)支援体制の確保
 生活ホーム・グループホームの支援体制については、千葉圏、東葛南部圏、印旛・山武圏、香取・海匝圏、君津圏、夷隅・長生・市原圏では、バックアップ施設等(施設又は法人)を確保しているところが半数以上を占めているが、東葛北部圏ではバックアップ施設等をもたないところが半数以上を占め、安房圏ではすべてのホームがバックアップ施設を確保していない。
 
図表5-10 圏域別にみたバックアップ施設の確保の状況
 
(4)入居者の就業状況
 入居者の就業の状況については、君津圏や夷隅・長生・市原圏では一般就労の割合が高くなっており、その他の地域では施設通所の割合が高い。また、安房圏や印旛・山武圏で無職の割合が高くなっている。
 
図表5-11 圏域別にみた入居者の就業状況







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