(2)主な仕様
(1)システム構成
本システムの構成は下図のとおりである。
本システムは、インターネットを利用して、ユーザーがバリアフリーに資する情報を登録し、登録された情報を管理者が内容確認し、公開が可能となった情報を市民がインターネット上で閲覧する、双方向型の情報共有システムである。
インターネットGIS用のアプリケーションおよび空間データ(地形図データ、行政所有データおよびユーザーからの登録データ)はインターネットGIS用のWWWサーバに格納され、豊中市役所内に設けられたファイアウォールによって公開サーバをインターネット側からの不正な攻撃から保護する環境(DMZ環境)におかれインターネット網に接続される。
各利用者は、インターネットに接続できる端末から利用することができる。
図表3-10 本システムのイメージ
図表3-11 プロトタイプシステムの実験環境・条件
(2)データ構成
ア 空間データ
本実験において利用した空間データは、豊中市役所が整備・所有するデータである。
図表3-12 空間データ構成
データ |
項目 |
備考 |
地形図データ |
行政界(市域界、町丁目界) |
|
道路 |
|
鉄道 |
|
建物 |
|
送電線 |
|
水部 |
|
地番 |
|
注記 |
|
主題データ |
小学校区 |
|
中学校区 |
|
|
イ 登録データ
ユーザーから登録されるデータは、「バリアフリーマップ」主題図上に、以下の種別ごとに分類し、アイコンが表示される。
図表3-13 登録データ(アイコン)の種別
|