日本財団 図書館


◇「ろう教育を考える全国討論集会」の軌跡◇
回数 主管 開催期日・場所 会場 参加者数 主なプログラム
第1回 大阪 1989.8/19〜20
大阪市
大阪府谷町福祉センター
大阪市立労働会館
385名 分科会・全体会
記念講演
第2回 埼玉 1990.9/23〜24
浦和市
埼玉会館
浦和市民会館
ときわ会館
561名 分科会・全体会
全国ろう学校アンケート調査報告
第3回 滋賀 1991.8/31〜9/1
大津市
琵琶湖ツーリストホテル 657名 分科会・全体会
パネルディスカッション
第4回 東京 1992.8/29〜30
東京都中野区
中野文化センター他 833名 分科会・全体会
パネルディスカッション
第5回 京都 1993.8/7〜8
京都市
京都アスニー
京都社会福祉会館
京都教育文化センター
880名 分科会・全体会
入門講座
子ども生き生きステージ
第6回 千葉 1994.8/20〜21
千葉市幕張
海外職業訓練協力センター
障害者職業総合センター
千葉勤労者総合センター
1,115名 カーシュナー教授講演
分科会・全体会
基礎講座
第7回 和歌山 1995.8/19〜20
高野山
高野山会館
高野町中央公民館
各宿坊
662名 分科会・全体会
基礎講座
第8回 神奈川 1996.8/17〜18
川崎市
エポック中原
川崎市中小企業婦人会館
981名 タビラ博士講演
分科会・全体会
基礎講座・中高生交流会
第9回 福岡 1997.8/9〜10
春日市
春日市クローバープラザ 1,201名 ルイス先生講演
分科会・全体会
特別講座中高生交流会
第10回 愛知 1998.7/25〜26
名古屋市
愛知県中小企業センター 822名 分科会・全体会
基礎講座・中高生交流会
第11回 奈良 1999.8/7〜8
奈良市
奈良県文化会館
奈良市中央公民館
ならまちセンター
1,005名 分科会・全体会
基礎講座・中高生交流会
第12回 北海道 2000.8/5〜6
札幌市
道民活動センターかでる2.7 39都道府県840名 分科会・全体会
基礎講座
中高生交流会
第13回 石川 2001.8/18〜19
金沢市
金沢市観光会館
石川県社会福祉会館
石川県社会教育センター
金沢市中央公民館
41都道府県815名 分科会・全体会
基礎講座
中高生交流
第14回 栃木 2002.8/10〜11
宇都宮市
栃木県総合文化センター
宇都宮市総合福祉センター
宇都宮市中央生涯学習センター
43都道府県1031名 分科会、全体会、入門講座、基礎講座こども企画、中高生企画
第15回 福島 2003.8/2〜3
郡山市
ビックパレットふくしま
郡山市総合福祉センター
968名 分科会、全体会、基礎講座、小学生企画、中高生企画、ろう両親のつどい、交流会
第16回 広島 2004.8/21〜22
予定
広島県立広島女子大学    
ろう教育の明日を考える連絡協議会
 
◇規約(抄)◇
2003年8月1日改正
(目的)
第1条 本協議会は、聴覚障害児(者)が自ら障害を正しく自覚し、社会との関わりを的確にとらえて、社会発展に寄与しうるたくましい人間に育つことを願って、ろう教育への手話組み入れおよびそれを通して障害者としての正しい認識をはぐくみうる教育の実現を図るために、協調して運動することを目的とします。
(名称および事務所)
第2条 本協議会の名称は『ろう教育の明日を考える連絡協議会』とし、事務所を(財)全日本ろうあ連盟(東京都新宿区山吹町130 SKビル8階)内に置きます。
(事業)
第3条 本協議会は、その目的を達成するために、次の事業を行います。
(1)ろう教育に手話組み入れを図るため集会の開催
(2)ろう学校など関係教育機関との連携および働きかけ
(3)ろう教育と手話の関係についての調査および提言
(4)実践および海外事情等の視察、紹介
(5)その他、本協議会の目的を達成するために必要な事業
(組織)
第4条 本協議会は、本協議会の目的に賛同する団体をもって構成します。
2 本協議会の目的に賛同する個人は、賛助会員になることができます。
(役員)
第5条 (略)
(総会および会議)
第6条 本協議会は毎年1回以上、総会を開催します。総会は本協議会の最高議決機関とし、役員、加入団体の代表が出席し、運動の基本的な進め方、予算・決算の審議に、役員の選出と人事の承認等を行います。
2 総会は、加入団体の3分の2以上の出席で成立するものとし、出席した加入団体代表(各団体3人以内)の過半数をもって決することとします。
3 必要に応じて世話人会などは事務局会議を開きます。この場合、世話人会は代表世話人が、事務局会議は事務局長が招集するものとします。
4 賛助会員も総会に出席し、意見を述べることができます。ただし、議決権は加入団体代表にあるものとします。
(経費)
第7条 本協議会の経費は、団体負担金、賛助会費のほか、寄付金・実収益金を持って充てます。
(団体負担金及び賛助会費)
第8条 本協議会の団体負担金および賛助会費の年額は、次の通りとします。
(1)団体負担金(略)
(2)賛助会費 3,000円
(3)地域団体賛助会員 1,500円
(会計年度)
第9条 本協議会の会計年度は、毎年7月1日に始まり、翌年6月30日に終るものとします。
(規約の改正)
第10条 本規約の改正は、総会において3分の2以上の賛成を必要とします。
(付則)
第11条 (略)
 
◇役員・事務局員名簿◇
2003年8月1日選出
【世話人】
安藤豊喜 (代表世話人=財団法人全日本ろうあ連盟理事長)
伊藤政雄 (副代表世話人=ろう・難聴教育研究会[TC研究会]会長)
前田 浩 (副代表世話人=全国聴覚障害教職員連絡協議会会長)
富山篤史 (全日本ろう学生懇談会会長)
福光哲夫 (聴覚障害教育を考える北海道連絡協議会)
北田勝美 (奈良のろう教育を考える会)
猪口久雄 (福岡県聴覚障害教育を考える会)
【監事】
山中照章 (奈良のろう教育を考える会)
佐野貴子 (愛知のろう教育を考える会)
【事務局員】
矢沢国光 (事務局長=ろう・難聴教育研究会[TC研究会])
駒井雅夫 (事務局次長=大阪府立生野聾学校)
坂上譲二 (事務局次長=財団法人全日本ろうあ連盟)
吉本 努 (奈良県立ろう学校)
閏間知恵子 (神奈川県聴覚障害者親の会)
西垣正展 (滋賀県立聾話学校)
和田卓二 (滋賀県ろうあ協会)
堀谷留美 (大阪市立聾学校)
新野康子 (愛知のろう教育を考える会)
松浦友紀 (大阪市立聾学校)
浅野史行 (筑波大学附属聾学校)
山根昭治 (財団法人全日本ろうあ連盟)
越智公政 (愛媛県立第二養護学校)
竹尾陽子 (宮崎県立延岡ろう学校)
阿部敬信 (広島県立広島ろう学校呉分校)
 
 
ろう教育の明日を考える連絡協議会
◇加入団体名簿◇
2003年8月25日
団体名 住所 FAX/TEL
(財)全日本ろうあ連盟 〒162-0801 東京都新宿区山吹町130 SKビル8F FAX. 03-3267-3445
TEL. 03-3268-8847
ろう・難聴教育研究会
(旧)卜ータルコミュニケーション研究会
〒121-0815 東京都足立区島根2-32-21-721
前田芳弘 気付
FAX. 03-3884-9582
TEL. 03-3884-9582
全国聴覚障害教職員協議会 〒272-0827 千葉市川市国府台2-2-1
筑波大学附属聾学校高等部浅野史行気付
FAX. 047-372-3672
TEL. 047-371-4135
全日本ろう学生懇談会 〒540-0004 大阪市中央区玉造1-4-14
全日本ろう学生懇談会事務局 武田太一気付
FAX. 020-4667-8779
ベターコミュニケーション研究会 〒164-0001 東京都中野区中野3-39-10-3F FAX. 03-3380-3324
TEL. 03-3229-2282
関東ろう連盟 〒150-0011 東京都渋谷区東1-23-3
東京都聴覚障害者自立センター3F
FAX. 03-5464-6057
TEL. 03-5464-6055
近畿ろうあ連盟 〒650-0025 神戸市中央区相生町2-2-8
新神戸ビル東館4F43号 (社)兵庫県聴覚障害者協会気付
FAX. 078-371-0277
TEL. 078-371-5613
聴覚障害教育を考える
北海道連絡協議会
〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目
道立社会福祉総合センター4F
FAX. 011-281-1289
TEL. 011-221-2695
みやぎのろう教育を考える会 〒983-0836 宮城県仙台市宮城野区幸町4-6-2
県身体障害者福祉センター内(社)県ろうあ協会事務局
浅野順一気付
FAX. 022-281-5532
TEL. 022-281-5531
愛知のろう教育を考える会 〒460-0001 名古屋市中区三の丸1-7-2 桜華会館内 FAX. 052-221-8154
TEL. 052-221-8545
奈良のろう教育を考える会 〒634-0061 橿原市大久保町320-11
県社会福祉総合センター内 (社)奈良県聴覚障害者協会
FAX. 0744-29-0134
TEL. 0744-29-0133
和歌山聴覚障害教育を語る会 〒640-8277 和歌山県和歌山市砂山南3-1-73
和歌山県立和歌山ろう学校内 西一也気付
FAX. 073-424-0310
TEL. 073-424-3276
広島県の聴覚障害教育の
明日を考える会
〒732-0816 広島県広島市南区比治山本町12-2
広島県聴覚障害者センター内
FAX. 082-252-0309
TEL. 082-252-0303
福岡県聴覚障害教育を考える会 〒816-0804 福岡県春日市市原町3-1-7
(社福)福岡県聴覚障害者協会内
FAX. 092-582-2419
TEL. 092-582-2414
宮崎県聴覚障害教育の充実をめざす
連絡協議会
〒880-0051 宮崎県宮崎市江平西2-1-20
県立聴覚障害者センター内
FAX. 0985-29-2279
TEL. 0985-38-8733
滋賀県立聾話学校教職員組合
連絡協議会
〒520-3014 滋賀県栗太郡栗東町川辺664 FAX. 075-54-1538
TEL. 075-52-1380
京都府立等学校教職員組合
京都聾学校分会
〒616-8092 京都市右京区御室大内町4 FAX. 075-461-8121
TEL. 075-464-8079
大阪市立障害児学校教職員組合
市立聾学校分会
〒540-0005 大阪市中央区上町1-19-31 FAX. 06-6762-1800
TEL. 06-6761-1419
大阪市立障害児学校教職員組合
堺聾学校分会
〒591-8034 大阪府堺市百舌烏陵南町1丁目 FAX. 0722-57-3310
TEL. 0722-57-5471
大阪市立障害児学校職員組合
生野聾学校分会
〒544-0034 大阪市生野区桃谷1-2-1 FAX. 06-6717-5865
TEL. 06-6717-3366
大阪市立障害児学校職員組合
生野高等聾学校分会
〒544-0033 大阪市生野区勝山3-7-18 FAX. 06-6712-0959
TEL. 06-6712-0165
兵庫県高等学校教職員組合
神戸聾学校分会
〒655-0013 神戸市垂水区福田1-3-1 FAX. 078-709-0371
TEL. 078-709-9301
 
賛助会員のお誘い
〜今年度から加入方法が変わりました〜
 
(個人扱い)賛助会員
 
年会費 3,000円
特典1 総会への参加(意見を述べることはできますが、議決権はありません)
  2 会報「ろう教育の明日」(年4回発行)の無料送付
  3 翌年度の「ろう教育を考える全国討論集会」の参加費割引
  4 上記集会の記録集の無料送付
加入方法 下記の郵便振替口座に年会費3,000円を振り込んでください。
申込先 加入者名 ろう教育の明日を考える連絡協議会
    口座番号 00900-3-13022
※以上はこれまでの賛助会員制度と変更はありません。
 
地域団体所属賛助会員
 
 2003年7月1日から「ろう教育の明日を考える連絡協議会」に加入している地域の団体(下記8団体)を通し加入する制度(地域団体所属賛助会員)が新たに設けられました。(地域に加入団体がまだない方、地域の団体に加入申込をされない方は「個人扱い賛助会員制度」を御利用下さい。)
 
年会費 1,500円
特典 1 総会への参加(意見を述べることはできますが、議決権はありません)
   2 会報「ろう教育の明日」(年4回発行)の無料送付
   3 翌年度の「ろう教育を考える全国討論集会」の参加費割引
支払方法 下記の各地域団体にお問い合わせください。
 
★「ろう教育の明日を考える連絡協議会」に加入している地域の団体
(1)聴覚障害教育を考える北海道連絡協議会 (2)みやぎのろう教育を考える会
(3)愛知のろう教育を考える会 (4)奈良のろう教育を考える会
(5)和歌山聴覚障害教育を語る会 (6)広島県の聴覚障害教育の明日を考える会
(7)福岡県聴覚障害教育を考える会 (8)宮崎県聴覚障害教育の充実をめざす連絡協議会
 
※(1)〜(8)にお住まいの方で「団体扱い賛助会員」加入を希望される方は、各地域団体にお問い合わせください。
 
不明な点がございましたら、以下にお問合せ願います。
FAX 072-290-2588(駒井)
E-mail/kommas@mb.infoweb.ne.jp(駒井)
 
★21世紀を担う子ども達の小さな手、それを優しく包み込む大人の手。大会最終日、小学生・中高生企画の報告会を見てふと感じたことです。福島県で開催された、第15回ろう教育を考える全国討論集会は、ろう教育の大きな転換期に開催された重要な意味を持った大会であったと思います。参加者の真剣な協議や研究発表は立場が違っても、生き生きと子ども達が学ぶ環境を作るたくさんの仲間。福島支部も今大会、情報保障を担うことでその輪の中に参加することができたと思っています。みなさんの温もりをしっかりと大会報告書として残せるよう努力しました。至らぬ点もあるかと思いますが、子ども達の明るい未来のためにお役立ていただけるようお願いします。【全通研福島支部】☆ほとんどの人が初めての体験という中、不安もありましたが、千人近くの参加者が集まり、大成功だったと思います。福島県としては、ろう教育フォーラムを過去4回開催し、5年目に全国討論集会という節目でした。サークルには、聾学校教師・保護者・生徒達と直接関係を持った人達もいます。ろう教育を身近な問題として、さらに充実させていきたいと思います。【県手話サークル連絡協議会】☆今回、この様な大きな大会のお手伝いをさせて頂く機会をくださったことに感謝いたします。未来を担っていく子供たちの教育は、非常に大切なものです。そのために、関係各団体が一堂に集まり、色々討論を繰り返し、より良い未来を築こうと頑張っている姿に感動しました。聴覚障害そのものについての認識度が、まだまだ低い現状で、そのために誤解を招いたり、適切な対応を受けなかったりするのは非常に悔しいというのが私の率直な意見です。個々人の能力を最大限に生かせるような社会、教育を実現するために、これからも頑張っていこうと決意を新たにする大会でした。【聾学校父母の会】☆毎年夏に同窓会が主催して開催する「身体表現セミナー」のミニ版として内容を企画し、最終日の全体会IIでは、子ども達が二日間学んだ成果を発表しました。子ども達一人一人が自分の能力を充分発揮し演じた「心とからだのコミュニケーシヨン」は、参加者に深い感動を与え、子ども達も貴重な体験をしたと思います。同窓会としても、子ども達の明るい未来を創るため頑張っていきたいと思います。【県立聾学校同窓会】☆「ろう重複障害教育」という言葉のつく分科会があるのはこの集会と、他に1つあるぐらいでしょう。ろう重複障害の子を持つ親は常に少数派、肩身の狭い思いをする時もありますが、この集会では、同じ立場の親や先生方、関係者と討論することができました。なのはな会として、このような素晴らしい集会に実行委員会のメンバーとして参加でき、感激と感謝でいっぱいです。【なのはな会】☆討論集会が終わって早4ヶ月が過ぎ、聾学校の先生方、連絡協議会の役員そして、講師・共同研究者・座長等、みなさんの協力を得て、やっと報告書(記録集)を発行することができました。試行錯誤の中での集会でしたが、この集会を通して多くの団体・個人と新しい繋がりを持つことができました。この繋がりを大切にし、子ども達の健やかな未来とろう教育の充実と発展をめざし、これからも頑張っていきたいと思います。【県聴覚障害者協会】







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION