|
【日常生活動作の状況】介護が必要なのは、平均して、寝返り、トイレ、食事では、4割強。移乗、意思伝達では3割(図7)。
障害が最も重いのは、親族と同居しながら、主に他人介護を受けている人(図8)。年齢は有意に関連していない(図9)。
図7 日常生活動作の状況
表1 日常生活動作の状況
| |
一人で可能 |
助けがあったほうが楽 |
部分的介護必要 |
全体介護必要 |
介護が必要な割合 |
| |
度数 |
% |
度数 |
% |
度数 |
% |
度数 |
% |
% |
| 寝返り(n=165) |
114 |
69.1% |
20 |
12.1% |
13 |
7.9% |
18 |
10.9% |
30.9% |
| トイレ(n=167) |
91 |
54.5% |
32 |
19.2% |
29 |
17.4% |
15 |
9.0% |
45.5% |
| 食事(n=165) |
94 |
57.0% |
40 |
24.2% |
21 |
11.7% |
10 |
6.1% |
44.9% |
| 移乗(n=164) |
77 |
47.0% |
41 |
25.0% |
27 |
16.5% |
19 |
11.6% |
47.5% |
| 意志伝達(n=163) |
114 |
69.9% |
19 |
11.7% |
19 |
11.7% |
11 |
6.7% |
34.9% |
|
*「介護が必要な割合」は、それぞれの動作において、「1人で可能」以外の項目を合計した割合。
介護が必要な人が高い割合順に、「移乗」47.5%、「トイレ」45.5%、「食事」44.9%、「移乗」34.9%、「意思伝達」30.9%となっている。全部の動作で、「全体介護が必要」というよりは、「助けがあったほうが楽」の程度が高い割合を占める。
障害が最も重いのは、親族と同居しながら、主に他人介護を受けている人。次に親族と同居し、介護を受けている人の障害が重く、親族が多くの介護を提供していることがうかがえる。
図9 日常生活動作と年齢
日常生活と年齢には、明らかな統計的関連性をみることはできない。しかしながら、障害が重い(=日常生活動作の数量化の点数が高い)ほど、年齢の平均もやや高い傾向がある。
【要介護度】
介護度3が4割を占め、要介護度3以上が64.7%を占める(図10)。
要介護度が最も重いのは、親族と同居しながら主に他人介護を受けている利用者。
要介護度が最も軽いのは、1人暮らしの利用者(図11)。
図10 要介護度
「要介護度1」14.4%、「要介護度2」16.8%、「要介護度3」40.1%、「要介護度4」12%、「要介護度5」12.6%、「要支援」3.6%、「自立」0.6%となっている。要介護度3以上が、64.7%を占めている。
図11 要介護度認定と居住形態
【一人暮らしの年数】一人暮らしの平均年数は、11年。半数が、一人暮らしを始めて6年以内。3年目の人が最も多い。
図12 一人暮らしの年数
半数の人が、一人暮らしを始めてから6年以内ということから、死別等によって一人暮らしを始めた利用者が多いことがうかがえる。
|