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創作折り紙教室「野の花と虫たち」スケジュール
5月17日(土)
 
11:00 誰にでもわかる特別講座
12:00 終了
 
13:30 折り紙教室(やさしい花、開く花)
15:00 おやつ
15:15 折り紙教室(椿、樹木、ちょう)
16:30 終了
5月18日(日)
 
9:30 折り紙教室(スイレン、カタツムリ)
10:40 おやつ
10:55 折り紙教室(クロユリ、木の葉)
12:00 終了
 
ごあいさつ
 92才という吉澤章先生は「ものをやること」はまず“礼儀”作法からという、単に折り紙のみでなく参加者全員にまず、「しつけ」をご教示になりました。日本の忘れていた伝統的作法、折り紙、両道にわたり、この機会に若者達、子ども達、スタッフ、全参加者全てが反省面が多々ありました。
 3年連続の創作折り紙教室の最後の年になりました。駒ケ根は日本の中で最も自然に恵まれています。その自然は私達が意識しなければ気付かずに子どもから大人に年を重ねて行くものですね。そんなとき最終年にふさわしく「野の花と虫たち」をおりがみの素材に選びました。「植物」と「動物」というのは連結しています。なぜなら動物は特定の土地、植物に住みついているのです。そこでまず「クロユリ」。クロユリは高山性のもので私達の住んでいる標高にはなく、中央アルプスや高い山々に生えているのです。小さくて素朴で可愛らしい。その他スイレン、椿、紫陽花など。そして、動物はカタツムリ、カエル、どれをとっても可愛らしく梅雨に出てくるものなのです。季節、地域、こんなものを観察し、生き生きと紙で折ってみて自然界を知って自然界からのオーラを受けてみましょう。生きる力にいたしましょう。
 吉澤章先生はじめ国際折り紙研究会スタッフの皆様にお世話になり、御礼と感謝を申し上げます。
 
平成15年7月
(財)駒ケ根高原美術館
館長 松井君子
 







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