日本財団 図書館


アンケートより
実演家・学校の先生へ
まずはやってみることから、次のステップへ
 先生も実演家も、まず「楽器の調達」が必要だという点で一致しています。しかし、その次の優先順位は、それぞれの立場や意識・関心のもち方によって異なります。「和楽器」をキーワードに、どうしたら子どもたちによりよい教育環境を整えることができるのか?立場の違いを超えて、共通の目的意識をもつことが必要ではないでしょうか。まずはやってみること。そこからすべてが始まります。
 
●音楽の授業での和楽器導入―なにが必要?
 先生たちにとって楽器と研修は必要なもののベスト2。人材・教材に関する情報がそれに続きます。提供できることやほしいモノの情報をもとにして、それぞれの立場で交流するしくみをつくることが、なによりも必要です。
(拡大画面:123KB)
 
●学校と協働作業を進めるときの問題点は?
 実演家はどんなときでも質の高い音楽実践を目指しがち。学校では、楽器が足りなかったり、時間が少ないことをとても残念に思っています。しかし、それ以上に先生の関心や理解が充分でないと感じている人が多いようです。
(拡大画面:80KB)
アンケート
実施概要
和楽器を活用した授業への関心度
全国から回答をいただきました
(拡大画面:63KB)
 
回答を寄せてくださった方々
 
所属する学校の内訳
 
専門領域の内訳
●芸能と教育の関係づくりに芸団協が提供するツールです。
冊子でお手元に
「子ども舞台芸術ガイド」
 児童・青少年向けの舞台芸術企画のデータ集。インターネット上のデータベースと連動し、学校や地域のさまざまな場面で活用されています。
 
インターネットで自由に
「公演企画・団体情報」のデータベース
 舞台芸術に関する団体情報や公演の企画情報を、ビジュアル入りのデータベースとしてインターネット上で公開。
●調査概要
調査対象 音楽の先生・邦楽実演家
調査方法 音楽の先生:教育関係者・関係団体を通じて配布
※教育関係者:教育委員会(都道府県、市町村無作為抽出)・全国中学校音楽教育研究会(役員)・中学校(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
邦楽実演家:邦楽団体事務局を通して配布
調査期間 発送 (1)2002年2月20日 (2)2002年3月25日
締切 (1)2002年3月20日 (2)2002年4月20日
調査票配布数 8,110件:音楽の先生 4,257件、邦楽実演家 3,853件
調査票回収数(率) 532件(回収率6.6%):音楽の先生184件、邦楽実演家348件
調査票仕様 A4版2頁
調査目的 ●学校現場と実演家が抱える問題点の違いを明らかにすることによって、協働授業をスムーズに進めるあり方を探る
●音楽の先生と実演家向けのアンケートを1枚にまとめ、相互の設問を見られるようにすることによって、問題意識をもってもらう。
●今後の事業展開を見据えて、意欲・問題意識のある実演家・音楽の先生を探す
 
●調査項目
実演家向け 専門の楽器・学校で実施した実演プロクラム・依頼元・報酬・学校との協働作業を進める上での留意点
音楽の先生向け 外部講師の採用・実演家の協力の必要性・和楽器導入に必要なもの・実演家と協働作業する上での留意点など
共通 和楽器導入に関する要望など
 
芸団協 げいだんきょう:(社)日本芸能実演家団体協議会
芸団協は、芸能活動の推進と芸能実演家の社会的地位向上を目的として1965年(昭和40年)に設立されました。演劇、音楽、舞踊、演芸など、あらゆる分野の芸能実演家の団体によって構成されており(2003年1月現在:65団体、約70,000名)、多彩な公益事業を実施しています。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION