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航空レーザー
 
 小型船用電子海図作成のためには、沿岸の測量データを充実させる必要があります。
 海洋情報部では、新技術である航空レーザー測深を導入し、陸域から海域までのシームレスな沿岸詳細基盤情報の整備を進めていきます。航空レーザー測深は、眠面で反射する赤外レーザーが航空機に届くまでの時間差を計ることにより、水深を測量する技術です。
 
【航空レーザー測深の原理】
 
【航空レーザー測深の効果】
 
水路誌等のデジタル化
 
 水路誌は、海上のさまざまな現象、航路の状況、沿岸及び港湾の地形・施設、船舶及び港湾に関する法規等を詳しく記述した海のガイドブックです。海洋情報部では、水路書誌の利便性をさらに高め、また、電子海図表示装置やパソコンでも利用できるように、デジタル化の作業を進めています。
 
【水路書誌の将来】
 
安全情報のIT化
 
 海上保安庁では、海図や水路書誌などを変化する現状にあわせた最新のものに維持するための情報や船舶の交通安全のための情報を、「水路通報」という冊子にして毎週発行しています。これは、インターネットでも見ることができます。また、緊急に通報する必要のある情報の提供を行う航行警報は、無線や衛星通信により提供していますが、インターネットや携帯電話でも見ることができます。
 
【船舶交通安全通報業務の概念図】
(拡大画面:80KB)
 
アドレス
携帯電話
 







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