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IV 植物検索カード
 
 植物検索カードを初めて作成したのは、1980年である。その後、現在までに多くの学校の校庭、校外学習地のカードを作成し、植物検索実習に協力してきた。ここでは、現在も活用している、1988年作成の「都立小山台高校(品川区)の校庭」のカード(以下、「校庭」のカード、図3:表紙)、1991年に作成した「高尾山(東京都八王子市)」のカード(図4:植物一覧カード)、2002年作成の最新の谷保・城山公園で使用するために作成したカード(図5:春〜夏の草23種の植物一覧カード)を比較してみよう。
 2002年5月、泉郷の植物検索カードを作成するための植物観察を目的に現地を訪れて、約50種の植物を記録した。カード作成には、季節を変えて数回現地を訪れて植物を観察する必要があるので、今回は泉郷のカードは見送った。[校庭]と[高尾山]のカードを使用する。
 
 
図3 [校庭]のカードの表紙
(拡大画面:197KB)
・検索方法(表1)と項目の色分けをのせた。
・*の2番目、50形質とあるのは、最初[1101:切口円形]を省略していたためであるが、現在は入れて、51形質(図1)になっている。
 
 
図4 [高尾山]の植物一覧カード
10cm×15cmの葉書サイズ
(拡大画面:234KB)
 
 
図5 [春〜夏の草23種]の植物一覧カード
10cm×15cmの葉書サイズ
(拡大画面:80KB)
 
 
植物検索レポート
(拡大画面:115KB)







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