日本財団 図書館


講師プロフィール
 
専門講座
「三ツ打太鼓講座」(単式複打)
講師 島田将嘉
 
共栄太鼓風雅(石川県)代表
 
 三ツ打太鼓(石川県加賀地方に大衆芸能として伝わる通称加賀太鼓)は300余年の歴史を持つと伝えられています。特徴としては、単式・複式があり単打・複打もある打法の分類上は全ての打ち方があります。また、伴奏として6穴和笛の曲が6〜8曲あり、それぞれの曲は太鼓のための曲でありメロディー自身が主役ではないことです。
 総じて言えることは、祭り(盆踊り)等の余興として村の神社で自画自賛、腕自慢が夜遅くまで花火のドーンという音響とだぶって打たれた、村人の中で育て伝えられた風情のある太鼓だと思います。腕自慢がそれぞれの打ち方を持つ、つまり決まった打ち方がないジャズパフォーマンスのような太鼓は現在の太鼓では珍しい部類に入るのではないでしょうか。今回は決まった打ち方がないなかにも、きめごと(こだわり)の部分を取り出した内容で三ツ打太鼓を味わって頂こうと思います。
 
○1993年、共栄太鼓風雅を結成。
○1999年、第1回日本太鼓ジュニアコンクール優勝。
○2000・2002年、EUヨーロッパ連合体の招聘でベルギーにてワークショップ開催する。
○2000年、小松市社会教育優良団体賞受賞。
○2001年、タイ民族芸能とコラボレーションコンサートを行う。
○2002年、小松市社会教育功労者賞受賞。
 
専門講座
「ゆふいん源流太鼓講座」(複式複打)
講師 長谷川 義
 
ゆふいん源流太鼓(大分県)代表
(財)日本太鼓連盟理事
(財)日本太鼓連盟技術委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
全九州太鼓連合会長
 
 九州の温泉地として有名な由布院(ゆふいん)は大分県の中央部に位置し、豊後富士といわれる由布岳の裾野、海抜500mの静かな町です。
 ゆふいん源流太鼓は、地元に400年という長い歴史の中を名もなく、営々と打ち鳴らされてきたと伝えられる由布院のリズムを現代に引き継ごうと昭和54年に誕生しました。由布岳の裾野に毎夜集まり、四季折々の自然を相手に練習しながら、身体の中から古代のリズムを再現しています。世界中に、ゆふいんの音色が響きわたる日を楽しみに活動しています。
 
専門講座
「大太鼓講座」(単式単打)
講師 山内強嗣
 
富岳太鼓、富岳わんぱく太鼓(静岡県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟静岡県支部長
(社福)富岳会知的障害者構成施設 富岳の郷園長
 
 1986年、富岳太鼓に入会。翌年、富士山太鼓まつり「大太鼓コンテスト」に優勝。大太鼓をメインとする活動でオロナイン、セブンスター、アース蚊取り線香などのCMを始めとした多くのテレビ、舞台に出演。現在は、静岡県御殿場市において「富岳太鼓」の代表として演奏、創作活動、地域文化発展のため団体育成活動を展開中。また知的障害者施設の園長として、社会福祉職に従事する傍ら、和太鼓を使った障害者の機能訓練「和太鼓療育プログラム」を独自に開発し、実践、研究を重ね効果をあげている。このプログラムはビデオの出版、全国各地でのワークショップ、講演会の開催等を通じ国内のみならず、広く海外からも注目を浴びている。最近の活動としては、富岳太鼓の障害者チームのイギリス公演、24時間テレビ(日本テレビ)でのドキュメンタリー「義手で挑んだ和太鼓の響き」がある。
 
基本講座
「3級基本講座」
講師 松枝明美
 
御諏訪太鼓保存会(長野県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
長野県太鼓連盟技術強化部長
 
 この講座は、3級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1964年2月19日諏訪市に生まれる。
○1980年3月に御諏訪太鼓に入門、宗家である小口大八氏に師事、以来今年は太鼓歴22年を数える。
○福島県の指導をかわきりに県内外チームの指導に努め、すでに100チームを越える。また海外でも数多くの公演を行い、多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行う。
○1999年は5月下旬〜6月上旬にかけ、ペルー並びにボリビアにおける日本人移住100年祭記念公演に参加している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
 
基本講座
「4級基本講座」
講師 安江信寿
 
手取亢龍太鼓保存会(石川県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
 この講座は、4級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1989年、手取亢龍太鼓を結成。リーダーとして地元に伝わる虫送り太鼓のリズムを残しながら、現在の演奏スタイルを確立する。
○石川県太鼓連盟企画副委員長として、連盟組曲100人太鼓「加賀の響き、能登の響き」の作調・指導をした。また、石川県太鼓連盟主催の初心者教室、県立聾学校中学部の和太鼓クラブ、県内高校演劇クラブ、全国海づくり大会での合同演奏を指導している。
○その他、松任市保育園児600人虫送り太鼓の合同演奏、スポレク石川2000での100人太鼓の指導等を行っている。
○日本太鼓ジュニアコンクールでは、第1回、第2回大会ともに舞台監督として活躍した。
 
基本講座
「5級基本講座」
講師 古屋邦夫
 
御諏訪太鼓保存会(長野県)副会長
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局長
 
 この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1948年9月14日岡谷市に生まれる。
○1967年6月に御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓歴34年を数える。
○1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
○1978年10月、長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会委員長として活躍している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
 
基本講座
「5級基本講座」
講師 景山道隆
 
三刀屋太鼓(島根県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟島根県支部技術顧問
 
 この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
 
○1931年島根県三刀屋町に生まれる。
 県内各地の小中学校を歴任、1991年定年退職。
○1995年三刀屋町教育委員会教育長
○2000年三刀屋町文化体育館館長
○1976年掛合太鼓創設指導によりこの道に入り、1983年島根県どう・太鼓連盟を設立、技術顧問となる。
○1982年島根くにびき国体開会式において「くにびき国体太鼓・島根路」を作曲指導演奏した。(150名)
○1992年「シマネスク太鼓」を作曲指導した。(現島根県太鼓連盟曲)
 全国育樹祭において「しまねの緑・皇太子歓迎太鼓」を作曲指導演奏した。(200名)
○1995年全国ねんりんピック・しまねの開会式において「ねんりん太鼓・大地創造」を作曲指導演奏した。(200名)
○1986年以降“98慶州世界文化エキスポ”(韓国・慶尚北道)など台湾・アメリカ(ニューヨーク・ソルトレーク・ミネソタ・ニューメキシコ)等海外公演も数多くこなした。
県内外の小・中・高校他、多数の和太鼓の創設指導に関わる。
 
公認指導員・技術認定員の現在数
(2002年6月22日現在)







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION