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33. 和紙の里 和雅美太鼓(わしのさと わがみたいこ)(福島県)
演奏曲 会津磐梯山(あいづばんだいさん)
代表者 安斎 正秀
 
安斎 亜矢 野地ひろ子 安斎 朋美 喜古千恵美
加藤 葵 菅野 裕生 佐藤 友美 安斎 愛里
佐藤奈津紀 野地あゆ美 安斎 千穂 菅野 貴広
安斎 一成 加藤 渚 安斎 緑
 
 福島県のシンボル「会津磐梯山」は、今から百十余年前の大噴火によって景観が一変し、周辺には、爆発によって生まれた大小の湖沼が多数点在し、四季それぞれの風情が人々を魅了し、私たちの胸中の大きな存在です。
 また、私たちの郷土は手漉き(てすき)紙の産地として一千年の歴史を有し、その伝承にも力を入れております。
 私たちは親子で会を結成、7年目を迎えますが、ふるさとの自然や歴史を太鼓のテーマに取り込むことで、子供たちの郷土愛を育て、わが地域の未来の繁栄を念じつつ、活動を盛り上げたいと思っております。
 
34. 氷見有磯太鼓保存会(ひみありいそだいこほぞんかい)(富山県)
演奏曲 有磯太鼓(ありいそだいこ)
代表者 西川 清昭
 
石戸 理恵 竹原 茜 竹原 亮太 柳橋 翔馬
沢武 正貴 松尾さやか
 
 能登半島の付け根に位置する富山県の氷見海岸一帯は「有磯の海」と呼ばれており、寒ブリのブランドで全国的にも有名な町です。
 海を越えて眺める壮大な立山連峰を目の前に富山湾の暖流と寒流がせめぎ合う有磯海の沖合で、鰤、鮪、鰯の大量の時は太鼓を打ち鳴らして豊漁を喜び合い、村人達を集めたと言われております。その時の太鼓のリズムに古来より能登半島に伝わる打法を取り入れさらに獅子舞の曲打ち太鼓を折り込み「有磯太鼓」と名づけたと言われております。大漁の期待と祈り、感謝を込めた、人々の生活の中から生まれた伝統を受け継ぐ和太鼓です。
 
35. 江別見晴台鼓楽会豊太鼓(えべつみはらしだいこらくかいゆたかだいこ)(北海道)
演奏曲 竜神乱れ打ち(りゅうじんみだれうち)
代表者 谷口 美幸
 
清水 百華 谷口沙耶花 高桑 邦明 小田 幸男
高橋 愛美 浅田 圭祐 石井 正人 谷口 綾
山内 磨美 門桝 宏美 木滑由香里 伊藤 絵美
佐々木玲香 浅田真由子 池田 志織
 
 原生林と石狩平野に抱かれた江別市。その中心部にありながら、札幌市を一望できる丘の上に見晴台があります。
 その見晴台に「青少年の育成」と「伝統・文化の継承」を目的とし、平成元年見晴台自治会育成部により結成されました。
 現在は6歳から50代までと総勢45名の大家族が腕を磨いており、結成時から大事に伝えられてきた「これぞ日本太鼓!」という曲から、スピード感のあるポップス調の新しい曲まで、時代に合わせてアレンジもしながら楽しく活動しています。
 また、(財)日本太鼓連盟、北海道太鼓連盟、札幌太鼓連盟に加盟しており、江別市、札幌市はもとより、道内各地のお祭りや式典でのイベント・施設の慰問等に参加しております。
 躍動感溢れる独特なバチさばきと、力強さには定評があり、体育会系とも言われる迫力と激しさのなかに魅力が溢れています。
 
36. 掛谷太鼓保存会 和童(かけやだいこほぞんかい わどう)(島根県)
演奏曲 日倉城太鼓(ひぐらじょうだいこ)
代表者 松下 周二
 
岡田あゆみ 岡田 雄貴 岡田 有未 川上 美生
藤原 芙紀 北尾 志穂 和田 亮太 松下 皓亮
 
 掛合太鼓保存会は昭和53年、町内に働く若者達の熱気によって誕生し、今年で25周年を迎えます。現在、33名で活動し、県内、県外そして国外と幅広く活動しています。その中で、私達「和童」は高校生でチームを結成し、掛合太鼓ジュニア(中学生)時代に一度出場したあの感動を胸に秘め、「もう一度全国の舞台に立つ!」を合言葉に全員で猛練習に励みました。結果、その努力が報われ、予選大会にて県代表の座を勝ち取ることが出来ました。
 本日演奏する「日倉城太鼓」は、毛利・尼子の両氏が激しく対立した頃、地元掛合を舞台に繰り広げられた合戦を元に作られた曲です。粛々と進む人馬が城を包囲し、大将共の名乗合いのもと、一進一退の激戦であった様を太鼓で力強く、また描写的に表現しています。今日は、その雰囲気を少しでも皆様に味わっていただくと共に、自分達も悔いを残さないよう力一杯、そして、今この瞬間を大切にしながらコンクールに望みたいと思います。よろしくお願いします。







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