Excelを使ってみよう
セルは、情報(データ)を入れておく「はこ」のようなもの
それぞれのセルにはそれぞれ違った情報を入れることができます。
セルは、情報をいれておく箱のようなものと考えてください。
したの図を見てみましょう。太枠がかかっているところ(アクティブセル)の縦列の上を見ると、Aと書いてあり、横の行の頭を見ると8と書いてあります。
それぞれのセルには名前があります。
つまり、アクティブセルの位置はA列の8行目ということになります。そこで、エクセルではそれぞれ、列・行位置をつかって、そのセルに名前をつけています。これを「セル番地」といいます。
計算をしてみよう
エクセルは、情報を単に文字だと思っているわけではなく、それぞれを目的のある情報としてきちんと理解しています。ワープロでは、数字を書いても文字を書いても、単に文字の集まりとしか見ていません。
エクセルでは、セルに入った数字の情報をもとに、計算させることができます。
2つのセルのデータを足したり引いたりするには、演算子をつかいます。上の図でも、+を使っています。
普通の計算とちょっと違うのは、掛け算と割り算の記号です。掛け算の場合は、×マークではなく*(アスタリスク)です。割り算の場合は、÷マークではなく/(スラッシュ)を使います。
簡単な計算には演算子をつかいます
+ − * /
「たす、ひく、かける、わる」
この四つの計算を四則演算といいます。
(4つのルールの計算という意味)
計算をする記号なので、演算子と呼ばれています。
計算するには始めに=を入力します。
例 5+5の答えを出したいとき
=5+5と入力します。
答えが出てほしいセルに、計算のルールを入れてあげることで計算をする仕組みになっています。上の図では、F8に答えを出したいので、F8にルールを入力していますね。
ただし、ただ計算式を打つだけでは、エクセルは「文字かもしれない」と思ってしまうのです。そこで、「これは計算だよ」と伝えなくてはなりません。計算をさせたいときは、式の前に「=」(イコールといいます)を必ずいれてください。
計算では、必ず数字を入れなくても、セル番地同士で計算させることができます。
例 =A1+A2
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