GIFアニメーションを作ろう2
前回は文字のGIFアニメーションを作成しましたが、今回は画像を使ってみたいと思います。作り方は基本的には同じです。絵を素材として使う場合は色々とバリエーションを変えて保存すると面白いものが出来ます。例えば、キャンパスの位置は変えずに、角度のみ変化をつけて1コマずつ保存すると回転しているようなものになったり、更にキャンパスの位置を少しずつずらしながらだと、絵が回転しながらA地点からB地点まで移動するようにも作ることができます。
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※まず、イメージコンポーザーに組み込まれてあるサンプルを見てみましょう。
Cドライブ→MultimediaFiles→Graphics→Web→Animations→Microsoft GIF Animator
1. 回転している画像
左の絵は、うずまきがくるくると廻ったように見えるアニメーションです。イメージコンポーザー上ではキャンパスの位置から動かさずに、画像だけを回転させて動きをつけます。左の絵は12コマで構成されているものですが4、5ぐらいあればまわっているように作ることができます。
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2. 移動する画像
これはクリップアートのかえるの絵ですが、位置を1コマ1コマずらしながら、なお且つ角度を変えて保存をしていきます。このようにすることで右から左へかえるが跳ねるアニメーションが出来あがります。ちなみに空白を含め6コマから構成され、下の絵のような動きをします。
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文字でも四方八方からあらわれてくるような動きがあるものも作れますが、文字の場合は頭の中で自分なりにイメージを作るしかないので多少難しいかもしれません。動物などの絵を素材として使う場合は本物の動きをイメージして1コマ1コマを作っていくとリアルなアニメーションができます。アニメーションを作成する時に一番重要なのは「こういう動きをしたら面白いな」という非現実的なイメージ(空想の世界)を考えることで、よりクリエイティブなものをつくることができます。
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