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平成14年6月10日 ふれあいの家たより 第1号
ふれあいの家だより 第1号
発行
精神障害者小規模作業所
「ふれあいの家」
恵那市大井町
TEL 0573−20−1530
 
ふれあい
大湫病院 江口和夫
 平成十四年一月三十一日ふれあいの家の学習会に出席し通所者の皆様の御意見を沢山聞かせていただいた。
 平素は寡黙と思える方々が明るい表情で生き生きと話をされる事には頗る驚きに近いものがあった。それだけにふれあいの家が快適な場所である事が理解出来ました。
 皆と話の出来るのが楽しい、仕事の出来る事が嬉しい、一日の生活が気持ち良く過ごせる、夜眠れるから気持ちが良い、朝が気持よく起きれる等一人一人が力強く発言されていた。
 作業所の目的は一人一人が社会的自立の出来る様にリハビリ活動を行う事である。
 自立する為には他人との間に交流が出来る、仕事をやりとげる(集中力、持続力)体力、気力が続く、健全な生活を続ける等の生きる力を回復させなくてはならない。
 障害には能力障害、機能障害、社会的不利と云われる障害を伴い易い。俗に生活障害と言われる症状が見られる事が多い。
 障害者の方々の明るいのは指導員、補助員、家族、土屋氏始め関係者の方達の御尽力とご援助の賜と感謝申し上げると共にご尊敬申し上げます。障害者の皆様には作業所へ通い乍ら一日も早く障害を克服されて社会復帰されることを願っております。
 障害者、家族のみなさまはも勿論の事、関係者の方々の努力と期待を失わない限り良くなって行くものと思います。
 ふれあいの家が益々充実されて行く事を願っております。
 
 
発刊にあたって
ふれあいの家 代表 桂川 求
 ふれあいの家が五周年を迎えました。
 精神障害者やその家族が話し合いの場として、つちや作業所の一隅をお借りしてから、体制が整い、小規模作業所として国から認められた事は、関係機関のご努力と、地域の皆様のご支援、ご理解を戴いたお陰と厚くお礼申し上げます。
 「障害者に対する偏見」
 今年の八月に横浜で開催される「世界精神医学会」の大会にあわせて偏見解消のため、「精神分裂病」を「統合失調症」に呼称変更が正式に決まるそうですが、偏見が解消されるわけではありません。
 最近の事ですが、私の友人から思いがけず「君の所に悪い事をする奴はおらんか」と問われ、「内は真面目な者ばっかやでそんなものはおらん」と答えておきました。
 まだまだ、このような誤解をしている人がいるように思います。
 
 
ニックネーム
今はないけれど、小中学生の頃、私はこう呼ばれていた。そのわけ
 
大石
大石孝志
 ぼくの名前は大石といいます。小学校の頃は「大きな石」と呼ばれました。この名前で友達にからかわれました。ぼくが小さな石を持つと友達が大きな石を持ってみろと言います。
 小さな石は手で持てるが大きな石は持てませんでした。それで名前にふさわしく大きな石を持てるようになりたいと思いました。親がたくさん食べると大きくなれると言ったので好き嫌いなく何でもたくさん食べました。その成果があって、今では、大きな石が持てるようになりました。
 
 
あつら
桂川 明
 中、高校生の頃、親しい子に「あきら」ではなく「あつら」と呼ばれていました。
 中学二年のとき、応援団の練習のとき、声が出ていないと、みんなの前で歌わされます。このとき自分の名前を大きな声で言います。僕の番になって、自分の名前を言ったら、皆がドッと笑いました。そのときは、僕は何だかわからないまま、顔が赤くなって恥ずかしく思いました。後で、応援団の先輩が、発音が「あきら」ではなく「あつら」になっていたと教えてくれたので、自分もおかしくなって笑ってしまいました。
 それ以来、高校を卒業するまで「あつら」と呼ばれました。
 
 
苗字の由来
和木義孝
 苗字の由来を調べようと、インターネットで検索したところ、全国で三十四家、岐阜県では、八家しかありませんでした。以外の少なさに、驚きました。
 ちなみに、角川書店の姓氏家系大辞典で、家系のルーツを調べてみると、小早川系図に「季平・新庄次郎・椋梨始租・小田・和木・大」とありました。
 結局、中津川の私の家の苗字に結びつく手がかりは得られませんでした。
 
 
食べ物の好き嫌い
三宅直道
 何でも選り好みしないで食べる事ができるということに気づきましたのは、中学三年の頃です。
 なかでも好きなものは、カレーライス、焼肉、すし、オムレツ、焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、ラーメン、うどん、そばです。味が違うお店を発見するのが楽しみです。これからも特徴のある味を持っている店を探すグルメ探訪をしたいと思っているのですが、おかねが続きません。母がいろいろなものを料理してくれます。母の料理もいろいろと味の工夫がしてあって、おいしくいただいています。
 
収穫
 
 
わたしの喫煙考
藤井誠人
 私は、タバコを一日十五本くらい吸います。
 たばこの銘柄は五十種類以上あると思います。ピース、ホープ、わかば、しんせい、ハイライト、エコーなどの古い銘柄は、ニコチンが多く含まれているので吸う気になりません。パーラメント、カルチェ、ダンヒルなどの値段の高い洋もくなどは吸う気になりません。
 ミスタースリム、みどりなどのメンソール入りたばこは、薬のような味なので嫌いです。
 良く吸うたばこは、マイルドセブン、ラーク、JPSなどで、値段が手頃な上、口当たりが良く、嫌いなところがなく、長続きしています。
 これらはニコチンも少ないたばこなのですが、吸いすぎないように、一日の吸う本数を決めています。
 吸うときは、他人の迷惑にならないように、定められた場所で吸うように気をつけています。
 
 
インタヴュー
大湫病院ケースワーカー 李 智沙先生
 
大湫病院相談室にて
 
 一、ケースワーカーを選ばれた理由は?
 大学を卒業する時にどのような仕事をするかを考えていて、資料をたくさん調べて興味を持ったのがこの仕事でした。前から医療には興味を持っていましたから。
 
 二、仕事をしていて楽しいことや苦しいことは
 患者さんが喜ぶ姿を見るとうれしくなります。
 病識(自分が病気だと思うこと)を持っていない患者さんと接するときがつらいです。
 
 三、これからどのように仕事をしていきたいですか
 まだまだ勉強不足のところがあります。家族の協力が得られる人と得られない人など、その人その人に合った援助をしていけたら良いと思います。
 
 四、患者さんからどのような相談がありますか?
 入院患者さんからは入院費のこと、退院後のこと。
 通院の患者さんからは公費負担、年金のこと。また、家族からの相談もあります。
 保健所からの相談や保健所への相談もあります。
 入院病棟があるのでちほう施設からの相談もあります。
 
 五、ふれあいの家に来て頂いて、どのように思いましたか
 みなさんがいきいきとしているのが一番印象的でした。明るいなと思いました。みんなで支えあって仲間を大切にしているのだということを感じました。(和木、勝記)
(写真 桂川)
 
 
新しい職場に挑戦
勝 直樹
 恵那で行われた就職フェアで運良くある会社に、採用されました。
 初日の午前中に職場の説明を受けました。午後、職場の機械設備の説明を受けました。その時、上司になる人が、説明をメモして覚えておくように言われました。
 次の日は、機械の始業点検と終業点検をやる手順の説明を受けました。
 三日目は、機械操作の現場を観察しました。これが僕の職務になるといわれました。
 もともと僕は、心配性で責任ある仕事を受けると、出来るかどうか凄く心配してしまいます
 職場で一番重要な機械を受け持つと言われ、心配は極度に大きくなりました。
 ふれあいの家の仲間に「ブロンコ」で励ましてもらいましたが、心配は治まらずふれあいの家に戻りました。
 
 
ホームヘルパーの二級を取って
篠原喜明
 名古屋にある社会福祉協議会「なごやかヘルプ研修センター」でヘルパーの講習を三ヶ月受けた。
 講習初日、会場に入ると五十人の受講生がいる中で、男性は僕一人だった。二十代から五十代と見受けられますが、多くは四十代ぐらいと思われた。
 若い人もいたのでガールフレンドができるかなと期待したが、まわりの少しの人としか話しができなかった。
 男は自分一人なので、先生の話に集中できなくて困った。
 なじんでくるとおしゃべりが始まりますが、何せ男一人で、年代も違うので、話題も違い、話の輪に入れずに、ストレスが溜まった。
 そんなわけで、おもしろくないことが多く、親に愚痴を言っていた。
 資格が取れたので、今は、ホームヘルパーに時折行っています。







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