日本財団 図書館


(48)浮体型廃棄物処理プラントの計画と回収物流に関する研究
篠田岳思、福地信義、関 和隆、令官史子(九大)
 
 ごみ処理プラントを海上に設置した場合の回収システムの計画とその可能性評価を行う。適用例として九州の有明海にプラントを設置した場合についての検討と可能性評価を行った。回収船の積載量や中継所の配置により浮体型プラントの設置海域の選択性が広がり、ごみ回収費用の若干のコスト増分を認めるならば、提案の回収システムの実現の可能性は高いことが分かった。
(拡大画面:24KB)
Optimum location of floating plant (case of 10 ports and ship of 16 containers capacity arranged)
(49)トップダウン指向設計における商船情報の段階的詳細化モデルの提案と設計支援システムの構築
青山和浩、惠谷晋介、武市祥司、野本敏冶(東大)
 
 段階的に詳細化が行われる設計の特性に着目したトップダウン指向設計手法では、設計対象の構成要素である実体と属性、および実体間の接続関係を表現するインタフェイスと属性間の制約関係の情報を記述して設計が行われる。本研究では、商船の見積設計から構造設計において、トップダウン指向設計手法を適用した設計支援システムを構築した。特に商船設計におけるインタフェイス情報を明らかにし、インタフェイスの実体化を明確にした。これによって、実際の商船設計においてトップダウン指向設計手法を用いて、段階的に詳細化される設計を支援することが可能であることを示した。
(拡大画面:46KB)
(50)複雑系マルチエージェントシミュレーションによる河川を利用した災害時緊急輸送能力の評価
間島隆博、勝原光治郎(海技研)、服部聖彦(構造計画研究所)
 
 災害時における輸送態勢の多重化、代替緊急輸送手段の確保についてその重要性が認識され、河川・運河を活用した船舶輸送が期待されている。本報では災害時を想定し、荒川、隅田川、小名木川における輸送能力の評価及び輸送ボトルネックの探索を目的とした、複雑系マルチエージェントの考え方による計算機シミュレーションを行った。その結果、輸送能力を評価し、ボトルネックの要因を構造化することができた。
物資輸送量の時間履歴
(51)テキストマイニングを用いた故障報告書分析手法の研究
安藤英辛、大和裕幸(東大)、堀 晃(野村総研)、増田 宏(東大)、白山 晋(東大)
 
 船舶機関の保守管理においては、系統的なデータ収集や保全に関する知識の共有の実現が望まれるが、インタビューやアンケートを通してこれらの知識を獲得する方法は困難である。本研究では、日常の保守業務の中で記述する故障報告書を、テキストマイニング技術を用いて分析する事で、故障に関する統計データ、Fault Treeといった知識の獲得を行なう手法を提案し、実際の故障報告書を用いてその検証を行なった。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION