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全国ひきこもり不登校援助団体レポート

 事業名 不登校・ひきこもり関係の諸施設の実態調査事業
 団体名 青少年自立援助センター 注目度注目度5


★在籍生に訊く・・・1
匿名さん
●入寮する以前の状態と入寮のきっかけ
 家に閉じこもっていて外に出るのは週に1回食料の買いだめをするときだけでした。でも、ずっとそんな生活を続けているうちに、「こんなことをやっていたら生活が危うい」と限界を感じました。それで親に調べてもらい、こういう場所があると知りやってきました。
●入寮当時の施設の印象
 僕は普通の子と違って、すぐに自立(卒設)間近の人が泊まる第二遊游館に入りました。そして、食事などは第一遊游館に来て食べるようにしました。そんな関係でYSCを外からみているような感じがありました。何がなんだかよく分からなかったけどスタッフのアドバイスに従ってやってみるしかないなと思いました。
●現在施設で行っていること(作業・通学・勉強など)
 一ヶ月前からコンビニでバイトを始めています。朝の6時から11時までです。暇じゃないからいいです。でもまだ体力が消耗するので午後は自由にしています。金曜のサッカーは大好きで毎回参加してます。
●施設で楽しいこと
 何人か友達ができました。友達と話したりゲームをしたりサッカーをしたりしています。またスタッフがいつも相談に乗ってくれます。スタッフとは楽しく話し合えるのがいいです。
●施設で辛いこと
 特に思い当たりません。
●入寮後自分の中で変化したこと
 家にいるときは人間関係にブランクがあったので人付き合いが苦手でした。入寮当初は人間関係を作らずに過ごしてしまおうかと思いました。どうやって話しかけたら良いのか分からなくてとても気を遣いました。でもいろんなスタッフのおかげで今では友達と出かけられるようになりました。
●今の目標
 コンビニのバイトを続けることです。お金が欲しいからというよりも、親に頼らずに一人で社会の中に入ってどこまでできるのか、そういった形あるものを見たいという気持ちです。
●将来について
 まだ将来という言葉は現実味がありません。今はコンビニでのバイトを続けることが目標です。
●現在の施設の印象
 ここに来た時と変わっていません。
●他の在籍生との関係
 良い仲だと思います。
●親との関係
 親は兵庫県にいますが、殆ど会っていません。以前は、親は自分のことを理解していないと思っていました。今では親の気に入らないことをいろいろやったなと悪い気持ちもあります。気が付いてみると、いつでも僕のことを心配してくれていたのだなと思います。憎むとか怨むとかの感情ももうありません。
●代表・スタッフの方との関係
 みんな辞めて欲しくないと思います。
 
★在籍生に訊く・・・2
水野 祥平さん
●21歳 男性 在籍年数1年半
 
●入寮する以前の状態と入寮のきっかけ
 高校を卒業してコンピューター関係の専門学校に入ったんですが、合わないと思って辞めて、自宅でゲームに半年ぐらいはまっていました。そしたら親に「学校に行かないなら働きなさい」と言われ、建築助手や警備員、ラーメン屋などに挑戦しましたが、すべて一日で諦めてしまいました。生活も昼夜逆転するなど乱れてしまい「このままじゃ死んじゃうよ」と言われました。そして今度はYSCを見つけてきてくれて、おばあちゃんやおじいちゃんの勧めもあって、すっと入寮ができました。
●入寮当時の施設の印象
 YSCで面接をしてそのまま入寮しました。何も分からず不安でしたが、スタッフがついてくれました。スポーツに参加して仲間もできました。特に松下君が話しかけてくれて安心しました。
●現在施設で行っていること(作業・通学・勉強など)
 去年の6月からホームヘルパーの勉強と実習を始め、10月に2級の資格を得ました。とても嬉しかったです。そして10月15日から週3回横田ホームという老人ホームでヘルパーをやっています。そこの職員は皆親切です。そこで自分がお年寄りと話をすることが好きであることに気づきました。
●施設で楽しいこと
 スポーツ(サッカー)がとても楽しいです。仲間も増えました。たまにゲームをしたり遊びに行きます。
●施設で辛いこと
 別にありません。
●入寮後自分の中で変化したこと
 体力的にも精神的にも力がついてきたと思います。前は何をやっても中途半端で投げ出してしまいました。でもヘルパーという仕事で、一つのことがでるという自信が付きました。
●今の目標
 今年中に仕事を覚えここを出て実家のある茅ヶ崎の老人ホームで働きたいです。親は慌てないでもっとYSCで実力をつけなさい、後一年くらいいなさいといいますが・・・。
●将来について
 今の目標はすでに将来の目標です。
●現在の施設の印象
 いろんな作業はためになります。まだハウスクリーニングだけは希望者が多くて未経験ですが、他は全部やりました。今は老人ホームに通いで来る人たちのボランティアもやってますが、とても楽しいです。
●他の在籍生との関係
 いい関係です。
●親との関係
 盆暮れに帰る程度ですが、関係は前から悪くありません。
●代表・スタッフの方との関係
 工藤さん(理事長:工藤定次)とはバーベキューで話したくらいで良く知りませんが、とても良い人です。あまりしゃべらない人ですが。スタッフはそれぞれ苦手な人、話し易い人などいますが、馬の合う人は私が不安なとき、良く話を聞いてくれます。大きな悩みがあるとき、いろいろなスタッフに意見を聞いています。それぞれが違った角度からアドバイスをしてくれますから。
 
▼団体詳細
団体名称●NPO法人 青少年自立援助センター(セイショウネンジリツエンジョセンター)
代表者名●工藤 定次(クドウ サダツグ) センター長●滝川 修三(タキガワ シュウゾウ)
所在地●〒197−0012 東京都福生市加美平1−12−5(フッサシカミダイラ)
電話番号●042−553−2575 FAX●042−551−6759
URL●http://home.interlink.or.jp/~ysc E−MAIL●ysc@interlink.or.jp
設立年度●1976年 在籍生平均在籍年数●2〜3年
入寮生数●男・・・39人 女・・・7人(平均年齢・・・26歳) 入寮定員●男・・・50人 女・・・10人
通所生数●男・・・9人 女・・・1人(平均年齢・・・24歳) 通所定員●男・・・―人 女・・・―人
年齢制限●無し 性別制限●無し 相談業務●有り(10,000円)
家庭訪問●有り(20,000円+交通費実費/1回) 親の会●有り(150人) 会報発行●有り(年12回)
特記事項●一人一部屋制。/「タメ塾」を母体として1999年6月に法人格取得「NPO法人青少年自立援助センター」となる。
スタッフ状況●日中・・・平日と土曜日は最低10名。日曜日と休日は最低4名。夜間・・・各宿泊施設に一人ずつ宿直。
スタッフ●正規・・・男19人・女5人/ボランティア・・・男1人・女―人/その他・・・男―人・女―人
 
▼通所費・入寮費
通所生●入会費・・・中学生5,000円・高校生10,000円・18歳以上15,000円/月額負担金・・・週1回10,000円・週2回20,000円・週3回30,000円・週4回40,000円/その他施設費5,000円。
入寮生●入寮費・・・315,000円/設備費・・・210,000円/月額負担金・・・178,000円(内訳、生活指導63、000円・部屋代45,000円・食費47,250円・光熱費12,600円・消耗品10、710円)※傷害保険込み。
 
▼生活
日課スケジュール●YSCでは一人ひとりに応じて個別に活動プログラムを決めているため様々な選択肢がある。ただし、何もやらないという選択はせず何か一つだけはやるように在籍生に勧めている(オフィシャルHPの週間スケジュール参照)。
週末・休日●日曜日は原則として休みだが時々イベントを行っている。
食事●食事は専属スタッフが作っているが寮生も任意で手伝っている。朝食なら7時から9時50分までというように食事の時間に幅があり個人個人が都合の良い時間に食べている。スタッフも必ず誰かがその場にいて寮生と会話を交わすようにしている。
清掃●自分の使っている部屋は自分で清掃し、共同場所は毎日の日課としてスケジュールに組み込まれている。
年間スケジュール●1月・・・新年会・餅つき大会/2月・・・スキーツアー・健康診断/5月・・・キャンプ旅行/6月・・・海外旅行/8月・・・福生市七夕祭り出店・海水浴ツアー/10月・・・文化祭/11月・・・福生市産業祭に出店/12月・・・クリスマス会。







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更新日: 2022年1月15日

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