平成13年7月15日講習【医療】
講師 佐藤俊晴
資料 「向精神薬」作成者 佐藤俊晴
リポート課題「HRリーダーに関する自分の適性」
「医療2」についてのレポート
大嶺繁徳
この講座を受けさせていただいていて言うのもなんですが、人間関係にリーダーが必要なのかどうか、正直よくわかりません。まして、自分にリーダーとしての適正があるかどうかも全くわかりません。ただし、人間関係に携わる仕事は、自分にとっては天職じゃないかなあと思っています。私の友人に警察官がいます。彼とは、ふるいつきあいですが、少なくとも昔は自分に厳しいタイプの男ではありませんでした。そういう意味では、警官の適性があるようにはみえませんでした。しかし、今彼は自らを鍛え、住民の平和を守ることに誇りをもって行動しています。そして、そのことが生きがいであることはみていてすごく伝わってきます。同じように、私も自分に厳しいタイプの人間ではありません。人間としても社会人としてもまだまだ未熟だと思います。ただ、自分が関わっていくことで、不登校や心に悩みを持つ子が変わっていったり、自分自身の考えが変化していくことは、うまく言えないけど、えもいわれぬ爽快感があります。現在、私は別に仕事をもっているのですが、こういう関わりはどんなカタチであれ、一生つづけていきたい。何かそう言い切れる不思議なフィット感があります。
不登校やこころに悩みを持つ子供との関わりは、独特なものがあります。大工のように、何かをつくるわけではないし、サービスを提供するわけでもない。人間相手の仕事です。人間はひとりひとり違います。その人全てを理解することは、一生できないかもしれません。そこを、一緒に過ごしていろんなものを経験することで、少しづつ近づいていく。ですから、どういうひとが向いているとかは自分的には、あまり関係ないと思うのです。ひとそれぞれの接し方があるだろうし、合う人合わない人、合う施設合わない施設があると思う。だから、それぞれを選んでいけばいいことだと思うのです。ですから、私は私なりのやり方を模索していきたいとかんがえています。
適性という言葉を辞書で引いてみると、「性質、性格がその事によく合うこと」とありました。これはこういうことだと理解しました。例えば、足がどんなに速い人でも、走るのが嫌いなら全く意味がありません。そのひとには、短距離走者の素質はあっても、適性はないということになります。そういう意味で、私にカウンセラーや教育者としての素質があるかどうかはわかりませんが、すくなくともこういうふうに関わって行くことに喜びを感じますし、もっと学びたいという意欲もあります。しいて言えば、それが私の適性かなあと考えています。
平成13年HRリーダー2級養成講座
リポート返却に際して
受講生の皆様から提出されたリポートは、実践時にどのように役立つのかという観点から添削させていただきますので、ご了承の上、お読み下さい。尚、添削に関するご意見、ご質問などは、12月2日の終了式に意見交換させていただきます。
大嶺繁徳様
《医療(2)》リポートについて
(1)タメ塾の時代から27年間あまり、スタッフとして関わっていただいた方々は総計100名近くいます。三日間持たなかった人、現在も10年近くスタッフを続けている人。各人の初心は「人間が好き」という一言に尽きると思いますが、施設の環境や、本人の精神的状況にもよって、関わる期間も違ってくるのだと考えます。スタッフとしてあってほしい特性といえば、柔軟性という点が最大の物です。
講師 河野久忠
資料「家庭訪問解説」作成者 河野久忠
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平成13年HRリーダー2級養成講座
リポート返却に際して
受講生の皆様から提出されたリポートは、実践時にどのように役立つのかという観点から添削させていただきますので、ご了承の上、お読み下さい。尚、添削に関するご意見、ご質問などは、12月2日の終了式に意見交換させていただきます。
河端啓吾様
《家庭訪問解説》リポートについて
(1)当センターが家庭訪問をする唯一の拠り所は本人が「このままでは駄目だ」と思っているということを信じるところにあります。それは通常の人間であれば当たり前に考えることであり、そこから外へ出る努力をするのであろうと考えています。もちろん、各人の考え方も違いますから、ケースバイケースで対応して行く必要があります。
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