◎オロチョン族の幾何文◎
【L形文】
連続L形文と半円形文
L形文と半円形文はいずれも幾何文の基本造形である。この樺樹皮の籠には陰刻と陽刻の二種類のL形文を、陰刻と陽刻の半円形文に配合して、全体の装飾を虚実交錯させる。趣味にあふれ、オロチョン族の幾何装飾文についての高度な素養が存分に表れている。
連続L形文と半円形文の樺樹皮の籠
L形文と半円形文の樺樹皮の器物
円周式連続L形文の樺樹皮の器物
円周式連続L形文の樺樹皮の籠
円周式L形文の樺樹皮の器蓋
円周式L形文
円形の器蓋にL形文で完壁なふち枠をつくる。
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