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私のアジア取材・・・田村仁
インド
(1)
(1)―大洪水によって村落を失った人びとが、州政府の救援の遅れに苛立っていた。ベンガル州では隣国の政治難民とは別に、自国の難民問題も深刻である。
 
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(2)―豪雨で家を失いさまよい歩く父子。雨季のベンガル地方は、毎年、極端に多くの雨を降らせ、繰り返される河川の氾濫で、毎年多くの人命が失われる。
 
(3)
(3)―東パキスタンの独立戦争の際は、八百万人以上の避難民がベンガル州の各地に流出した。しかし、バングラディシュの難民問題は、独立以前から現代も続き、多くの定住者難民も大きな社会問題になっている。
 
(4)
(4)―カルカッタ郊外の土管に住むストリートチルドレン。親に捨てられたり、身内を失った子供たちが物乞いなどをしながら共同生活をしている。
 
(5)
(5)―イスラム教徒の芸人家族が、イスラム教徒の住む集落を周り芸を見せている。実入りは少なく、その日暮らしを強いられている。







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