木硯・筆(福禅寺蔵) 通信使より福禅寺に贈られました。
「鞆の浦」
「牛窓」
槎路勝区図画集(韓国国立中央博物館蔵)の模写(牛窓町教育委員会蔵) 釜山から江戸までの寄港地や陸路の景色を描いたもの。この画集の作者は通信使の画家と思われています。
この福禅寺・対潮楼が国の史跡になったのは1994年ですが、驚くことに戦時中の1940年に朝鮮通信使の史跡として広島県の指定となっています。当時の朝鮮半島は日本の植民地にあって、民族差別のあった不幸な時代です。こうした中でも心ある学者たちが推薦(すいせん)して、県の史跡となり、かくされた朝鮮通信使の歴史を明かす出発になりました。
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