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事務局からのお知らせ
◎ホームページ開設準備 出航登録 について
当協会では、平成15年度内にホームページを開設すべく準備を進めています。本会のホームページは、本会の紹介、活動状況、入会案内などの情報提供とともに、広く一般ユーザーを対象とした海上での相互支援と会員サービスを内容とするサポートコーナーを設けることとしています。ここでは、瀬戸内海の殆どが携帯電話の通信圏である当協会の特性を利用した相互支援サービスである 出航登録 について構想をご紹介します。
目的 モーターボート・ヨットユーザーが海上において、「何かあった時」互いに助け合うことを目的とします。本趣旨に賛同されるユーザーの登録により参加し、一切の責任と義務を負うことなしに「できる範囲」で助け合う仲間作りを目指します。
登録 主として、携帯電話インターネットから簡単な操作で出航時に登録をします。
＊携帯電話を所有されている方は、インターネット加入は簡単です。電話又は販売店に申し込めば翌日から使用できます。経費は各社とも月額数百円程度です。
相互支援
●海上で「118番」通報するほどでもない事故に遭遇した時や運航上のアドバイスを受けたい時など、付近海上の登録船を検索後、任意の登録船を選択します（自動的に相手船を呼び出し、携帯電話番号を通知する）。
●呼び出された登録船は、直ちに携帯電話により応答し「できる範囲」での支援を行うとともに、必要に応じて僚船に応援を求め支援を行います。
出航管理
●マリーナや桟橋会などグループに所属しているユーザーが登録することにより、自分のグループの出航状況の把握ができます。
●グループ責任者は、所属船の出航状況を把握でき出航管理に利用できます。
【検索画面例 一般の場合】
＊広島地区 ＊大奈佐美島周辺
＊2003/10/15 2セキデス
第2住吉丸／1700
オーシャン／1800
【検索画面例 グループの場合】
＊○○グループ
＊2003/9/5 2セキデス
飛翔／阿多田島周辺／1500
仲吉丸／大黒神島／1600
＊サポートコーナーに参加される場合、最初の1回のみ、地区（各地区毎に番号付与）、船名（希望により公開）、携帯電話番号（支援を受ける時のみ相手に公開）、グループ名（希望者のみ）、小型操縦士免許取得年月日（会員のみ、更新通知サービスに利用）を入力。
＊予定海域は各地区の主要島嶼などに番号を付与して標示。
＊2回目以降は、地区名、予定海域、入港時間をいずれも番号の選択で登録。
＊入港時に登録抹消をしてもらいますが、忘れた場合は毎時24：00に自動抹消します。
出航登録 は、登録参加者が多数あって目的が達成されることから、将来は自動車のシートベルトのように「出航したら出航登録」が定着できるよう、できるだけ簡単な操作とし、試行を十分に行い、会員の皆様のご意見を伺いながら修正した後、導入することとしております。
海の情報提供ボランティア「海守」（うみもり）
会員募集について
日本財団 海守事務局から次のとおり会員募集周知の依頼がありました。「海守」会員を希望される方は、次頁パンフレットの参加申込書などにより申し込んで下さい。
なお、小型船安全協会会員の方が申し込まれる場合は、所属団体欄に「（社）瀬戸内海小型船安全協会 ○○地区小型船安全協会会員」と明記方お願いいたします。
〔次頁参加申込書を郵送またはFAX用紙としてそのまま使用して下さい。〕
■設立趣旨・周知依頼あいさつ要旨
近年のわが国周辺海域では、不審船事件をはじめ、銃器・薬物の大量密輸入、密航事件、密漁、ゴミの不法投棄や海難事故による油・化学物質等の流出による海洋汚染など、種々の問題が発生し、国民生活を直接または間接的に脅かしています。
また、1997年に原油流出事故を起こしたナホトカ号のような、老朽化した整備不良船舶は日本沿岸域を多数航行しており、海上はいつも危険にさらされているといっても過言ではありません。
しかし、沿岸域の海上安全を守り、海上防犯を責務とする海上保安庁は総勢1万2千人であり、日本の海岸線3万4千キロをカバーするにはあまりにも少数です。
このような状況をうけて、日本財団と財団法人海上保安協会が中心となり、日本の海の安全と環境を自分たちの目で見守ろうという、全国的な情報提供ボランティア組織「海守」を設立することとなりました。
つきましては、「海守」設立の趣旨とボランティア募集を広く告知するためにポスター、パンフレットを作成いたしました。「海守」の趣旨に何卒ご賛同を賜り、より多くの方々への周知のためご活用頂ければ幸いでございます。今後とも「海守」の活動に皆様方の力強いご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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活動および募集要項
海の緊急番号118番への通報をお願いします。
「海守」の会員は、海での異変に遭遇した場合、海上保安庁が運用する緊急番号「118番」に通報していただくことになります。
○不審な船舶、人物、漂流物を発見した。
○油の排出や不法投棄等を発見した。
○密航・密輸・密漁等の情報を得た、目撃した。
○海難事故に遭遇した、または目撃した。
このような場合において、まず氏名と「海守」の会員番号を伝え「いつ」「どこで」「なにがあった」などを落ち着いてお話ください。また独自の判断での行動や危険につながる行為は決してせず、関係機関が迅速で正確な対処をするための妨げにならないよう心がけてください。なお「海守」会員となられた方の住所・氏名・会員番号など本人が特定できる情報は、あらかじめ海上保安庁に連絡されています。
■海守事務局は、会員となられる方からの個人情報について第三者に漏洩されることのないよう、海上保安庁とともに善良なる管理者の注意をもって管理します。
以上のことに同意したうえで、「海守」への参加申込をしていただきます。
■参加申込方法
インターネットの専用ホームページから応募するか、下記の参加申込欄に必要事項を記入の上、FAXまたは下記宛て先へ郵送にてお申し込みください。登録された方には会員証および会員バッジをご送付します。
《郵送》〒105−0001 東京都港区虎ノ門1−15−16 海洋船舶ビル8F 海守事務局
※郵送される方は、「参加申込書」の控えをご本人用に保存してください。
《FAX》03−3500−5708
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