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岡山県総連盟第五回親善訪中団が大連で公演・交流会
五月八日(水)〜十一日(土)、大本旭章岡山県総連理事長を団長とする、岡山県吟剣詩舞総連盟第五回親善訪中団が、大連・旅順を訪問しました。
大連は、まるでヨーロッパの町の一角にでも立っているかのような、清潔で美しい町です。商業港を抱え、中国中の金持ちが集まってくるという巨大都市・大連を象徴するかのような摩天楼が林立しているかと思えば、そのふもとには手入れの行き届いた広々とした芝生や花壇、行き交う女性たちは一流ブランドのバッグなどをさりげなく持って、何度も「これが中国か・・・」と思いました。並木は桐の花が満開、公園にはライラックが香っていました。
今回の訪中の最大の目的は、乃木希典の「爾霊山(にれいさん)」であまりにも有名な旅順を訪問することでした。旅順はいまだに軍港なので、つい先頃まで外国人には非公開でしたが、今は見学することができます。「日露戦争の激戦地だった」という本の上だけの知識と、実際にその場に立ってみるのとでは全く違いました。東鶏冠山では、爆破しきれなかった塹壕の傷跡、ロシア軍の生活の匂いが残る壕が延々と続き、歩いて見回るだけで汗が噴き出ます。眼を転じれば緑の山並みがパノラマ状に広がっています。ガイドさんの説明にハッと気付いて眼を凝らすと、その平和そうに見える山のそれぞれの山頂部には、必ずと言っていいほど、ロシア軍の陣営跡が破壊の跡も生々しく残っています。ロシア軍はあんなに見晴らしのいいところから、山の嶺という嶺に陣を張って、攻めようとする日本軍を狙っていたのか。
一行はその後、二百三高地で「爾霊山」の合吟、水師営の会見所跡を見学し、ついでに旅順港(軍港)をバスで通りすがりに見学しました。
夜は恒例の交流会を開催し、中国と日本側とそれぞれ実技を披露しあいました。今回、団員の中に大連外国語学院と提携を結んでいる岡山商科大学の職員がおり、その関係で、外大の学生が大勢見学にきてくれました。演技発表の後の学生たちとのおしゃべりは時を忘れるほど楽しいものでした。習いたての日本語で一生懸命話そうとする若い学生たち、日本人の団員側も身振りを交えて、子どもか孫のような学生たちと話すのが嬉しくてならない様子でした。写真をとったり、手紙の交換の約束をするなど、これこそ本当の草の根の交流でしょう。大本団長・明石薊照副団長(県総連事務局長)から、これをきっかけに恒常的な交流をしていくことが提案され、帰国後、県庁とも相談の上具体化することを話し合いました。
三泊四日と短い滞在ながら大変実り多い訪中で、更に次回二年後に第六回親善訪中団を派遣することを誓い合いました。
(訪中団事務局 河田  泉記)
爾霊山碑の前で
少壮吟士吟詠チャリティーの予告
(このほど関東地区少壮吟士会から次のような「少壮チャリティー」開催要項が寄せられましたので掲載します)
青少年吟剣詩舞道育成基金協賛
関東少壮吟士総出演
若手剣詩舞道家共演
第十七回
少壮吟士吟詠チャリティー
◎平成十四年十二月八日(日)
十一時開場十二時開演
◎神奈川県民ホール
〒231−0023
横浜市中区山下町三―一
TEL045−662−5901
◎第一部 少壮吟士愛吟集
◎第二部 企画構成吟舞
『維新の群像』
企画・構成・音楽・演出・実行委員会
◎主催 財団法人日本吟剣詩舞振興会関東地区少壮吟士会
◎後援 財団法人日本吟剣詩舞振興会
東日本・中部・北海道地区連絡協議会
神奈川県吟剣詩舞道総連盟
◎入場料 四千円(座席ブロック指定)
*入場料のお申し込みは各総連盟及び少壮吟士へお願い致します。
◎お問い合せ
小林北鵬 TEL・FAX0298−42−9474
中澤春誠 TEL・FAX0423−23−5498
海老澤宏升 TEL0426−24−3254
FAX・0426−24−3473
薦田南尚 TEL・FAX045−621−7301
*入場券はお早めにお求め下さい。
財団法人 日本吟剣詩舞振興会関連事業予定表(8月)
| 日 |
時間 |
大会名 |
開催場所 |
責任者 |
| 4日(日) |
9時30分〜18時00分 |
平成14年度全国吟詠コンクール近畿地区大会 |
尼崎市文化センターオクトホール他 |
近畿地区連協 |
| 18日(日) |
10時00分〜15時00分 |
第13回岡山県吟剣詩舞青少年大会 |
岡山県総合文化センター |
河田神泉 |
| 24日(日) |
13時00分〜17時00分 |
第4回東京都幼少青年吟剣詩舞発表大会 |
赤羽会館 |
菅原雪山 |
| 25日(日) |
9時00分〜17時30分 |
平成14年度北辰神桜流吟剣詩舞道大会 |
名古屋港湾会館大ホール |
高木残峰 |
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七月NHKラジオ
FM吟詠放送
「邦楽のひととき」
●放送日時
七月十八日(木)午前十一時〇〇分〜同三〇分
●再放送
七月十九日(金)午前五時二〇分〜同五〇分
●吟題と出演者
一、和歌・庭の面は
(源頼政)
感有り(山崎闇斎)
〈吟〉平形鴻成
二、和歌・不知火の
(吉井勇)
熊本城(原雨城)
〈吟〉伊東昂峰
三、暑を山園に避く
(王世貞)
盧山の瀑布を望む
(李白)
〈吟〉佐々木一景
四、夏夜涼を追う(楊万里)
山亭夏日(高駢)
〈吟〉大熊秀岳
五、山の夜(嵯峨天皇)
農を  む(李紳)
〈吟〉白波瀬緑斎
六、金陵の鳳凰台に登る
(李白)
〈吟〉池田菖黎
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