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表紙説明
名詩の周辺
本能寺(頼山陽)
京都・本能時
歴史に名高い「本能寺の変」の舞台、“本能寺”は現在、京都市中京区寺町通御池下ル本能寺前町にありますが、天正十年(一五八二年)、本能寺の変があったときは、四条西洞にありました。当時の寺域は、現在の本能寺町、元本能寺町一帯を占める広大なもので、子坊も三○余りを数えたといわれています。しかし、ここに宿泊中の織田信長を明智光秀が襲い、その兵火でほとんど焼失してしまいました。天正一五年(一五八七年)、秀吉の区画整理により、現在地に移りましたが、その後も度々火災に遭い、現在の本堂は昭和三年に再建されたものです。
境内には信長公廟(織田信長供養塔)や本能寺の変の戦死者合祀墓等もあり、今もなお、当時の様子をよく伝えています。
尚、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」では、この七月号が発行されて間もない七月七日に「本能寺の変」が放送され、いよいよ前半のクライマックスを迎えます。
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水六訓
一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。
一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。
一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。
一、自から清く他の汚れを洗い清濁併せ容るの糧あるは水なり。
一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。
一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。
水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。
笹川良一
OPINION 明日への提言
財団本部収支健全化の柱は月刊「吟剣詩舞」の購読部数増強です
笹川鎮江
去る六月一日(土)、東京三田の笹川記念会館会議室で、財団本部の平成十三年度事業報告及び収支決算を審議する役員総会(理事会・評議員会)が開催されました。私は入院中で、主治医の外出許可が出ませんでしたので止むを得ず欠席いたしました。しかし、翌週の四日(火)には外出を許され、財団事務局へ出向き、決裁処理などをいたしておりますのでご安心いただきたいと思います。
役員総会では昨年度の事業報告と決算が報告されましたが、近年の景気停滞に伴う逼迫した財政状況についても説明が行なわれました。続いて開催された全国地区連絡協議会執行部代表会議では、この報告をもとに財団の収支健全化に向けての真剣な討議が行なわれました。
財団は創立以来、日本財団(財団法人日本船舶振興会)の全面的援助のもとに運営を行なってまいりましたが、平成十二年度からは事業費助成を受けるのみで運営費助成はゼロになっております。しかし、平成十四年度の創立三十五周年記念事業実施後は事業費平衡基金(積み立て資金)も底を突くことになりました。そこで、平成十五年度以降の財団収支健全化について真剣な討議が行なわれたのでございます。
その方策はいろいろありましたが、財源確保の柱とされたのは、月刊誌購読部数増強を強力に推進することでございました。
日本財団の援助を受ける団体の中には、早くから会費徴収に踏み切り、採算面の自立を強力に推し進めるところもありますが、財団は月刊誌購読者の増強に伴う収益を会費徴収に代わるものにいたしたいと考えております。
以上の事情ご賢察のうえ、会員の皆様の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
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