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 Batikent、Eryaman、Sincan、Fatih、Gazi Osman Paa、Ulubatli Hasan、Trekentの各地域の居住者がこの新線を利用する計画である。この新線により、工業ゾーン(Organized Industrial Zone)とOsmaniye地域の交通の便がよくなる。
 
 この路線により、Batikent、イスタンブール道路、Ayas道路の西端付近の小さな商工地区の交通の便もよくなる。
 
 M3建設工事の総費用は、1億5,115万6,982ドルである。契約はGRIと交わしている。工事は2001年8月14日に開始された。工期は30ヵ月である。財源はアンカラ市の独自資金である。
 
モノレール
 アンカラ交通マスタープランが計画する鉄道網で計画されているか、すでに存在する鉄道システムとは別の種類の鉄道輸送システムであるモノレールのフィージビリティ・スタディが行われているところである。工期が短く、費用が低いのでモノレールの方が望ましい。
 
3.d. 民間の交通事業者
私営バス
 1981年には都市交通車両が不足し、翌年1982年には、民間のバスが導入された。現在、私営バスは18路線で200台のバスが運行されている。青バスは、中心街を通る主要路線を中心に車両の所有者が運行するものである。
 
 私営バスの運行とスケジュールはEGO総局が管理・検査を行っている。バス車両は毎年車検を受けないと認可が得られない。料金、路線、車両数は交通調整センターが決定する。
 
ミニバス(乗合バン)
 現在、アンカラでは2,230台のミニバスが33路線で運行されている。料金はミニバスが加盟する組合によって決定される。新路線を設定する場合は、交通調整センターの承認を得なければならない。
 
民間輸送車両
 EGO総局においても、公社の高いコストを削減することを目的に全国で展開されている民営化の取り組みに参加している。そのうち323台が実際に運行を始めた。
1997年には、42のバス路線の私営バス400台が入札により販売された。
 現在、アンカラにおける民間輸送バスの運行に関して、バス所有者との間で契約が結ばれている。そのうち323台が実際に運行を始めた。
 料金はEGOバスと同一であり、交通調整センターが決定する。
 
二階建て私営バス
 二階建て私営バスの割当は、16路線で100台である。1995年の入札により8台で運行が開始されており、現在は65台になっている(契約台数)。最近、契約台数を100、運行台数を93にする取り組みが行われている。
 
 二階建て私営バスの路線、配置、料金は交通調整センターが決定し、EGOが監督する。
 
EXISTING & PLANNED RAIL SYSTEM ALIGNMENTS
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