4. 鋼船船舶建造状況の概要
(1)平成13年の建造量(竣工べース)は、対前年比4.8%減の3,704千総トンと、3年ぶりの減少となった。
主な船種別では、貨物船が対前年比19.9%増の2,412千総トンと好調だったものの、油槽船はVLCCの減少が影響して対前年比31.0%減の1,286千総トンと大幅減であった。
(2)平成13年の受注量(契約べ一ス)は、対前年比14.7%減の3,400千総トンとなった。
主な船種別では、貨物船は市況の悪化により、対前年比27.2%減の1,433千総トン、一方、油槽船は化学製品運搬船が好調であったがVLCCの減少が影響して対前年比13.7%減の1,736千総トンと、いずれも大幅減となった。
(3)平成13年12月末における手持工事量は、対前年比4.8%減の6,056千総トンとなった。
主な船種別では、貨物船は市況の悪化により、ばら積み貨物船の大幅減が影響して対前年比29.4%減の2,346干総トン、一方、油槽船は対前年比14.8%増の3,482千総トン、さらに、その他の船種では旅客船の226干総トン増で、全体の減少を若干緩和することになった。
(1)造船事業場の概要
(1)造船事業場数(県別・局別・能力別等)
(拡大画面:34KB) |
|
(注) |
1 |
事業場とは造船所の数であり、1事業者が2つの造船所を有する場合は2と計上した。 |
|
2 |
許可については、同一事業場において能力区分の異なる複数の船台等を有する場合、上位区分に計上した。 |
|
3 |
「山口」には、九州運輸局管内分を計上した。 |
(2)造船設備(船台・ドック)基数(県別・局別・能力別等)
(拡大画面:46KB) |
|
(注) |
1 工作台とは、海洋開発用建造設備をいう。
2 「山口」には、九州運輸局管内分を計上した。 |
(拡大画面:19KB) |
|
(4)管内鋼船建造実績(工程別、クラス別、船種別)
(拡大画面:112KB) |
|
(拡大画面:141KB) |
|
(注) |
1 |
調査対象造船所工場総数 |
67工場 |
|
|
クラス別 |
A 8万総トン以上の船台を有する造船所 |
6工場 |
|
|
|
B 5千〃 |
9工場 |
|
|
|
C 5百〃 |
14工場 |
|
|
|
D 上記以外の造船所 |
38工場 |
|
2 |
船価には、船主支給品は含まれていない。 |
|
3 |
( )は、排水トンによる船舶で外数である。 |
|
4 |
手持量は、平成13年12月末現在の工事中船舶と契約した未着工船舶の合計である。 |
(拡大画面:158KB) |
|
(拡大画面:183KB) |
|
(注)( )内は排水トンによる船舶で外数である。
|