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対馬にいらっしゃい 九州郵船株式会社 対馬支店 阿比留 いずみ
私は生まれも、育ちも対馬です。私の阿比留(アビル)という姓は対馬独特の苗字です。皆様にはあまり馴染みのない苗字かと思いますが、対馬では一番多い姓です。地元の高校を卒業し、縁あって九州郵船にお世話になり、早?年になります。
私の勤める対馬支店はアットホームな雰囲気で、毎日明るく楽しく仕事をしています。
私の主な仕事は、企画商品の宿泊場所・交通機関・昼食場所などの設定や交渉などです。一昨年までは、男性社員の方と二人でこの仕事をしていましたが、この方が転勤になり今は私が日々悪戦苦闘しながら、対馬に観光に来て頂くお客様に少しでも満足して頂けるよう、力不足ですが毎日がんばっています。
最初のうちは金額の交渉等はあまり上手にできませんでしたが、お客様の事を考え最近は上手になったというよりは、少し図々しくなってきたかな・・・?
ここで少し対馬の事をご紹介させていただきます。
対馬は、南北に82km、東西に18km、海岸線の長さは915kmにも及び、佐渡・奄美大島に次ぐ日本で3番目に大きな島です。島の89%を山林が占め、絶滅が危倶されております、対馬やまねこの生息地でもあります。古代より大陸と日本の歴史的・文化的資源の中継地として栄え、雄大な自然と歴史的文化財が数多く残されている素晴らしい島です。観光スポットの一部をご紹介いたしますと、日本三大墓地の一つであります万松院、1300年前に築かれたと言われる金田城跡、蒙古襲来古戦場跡等まだまだ他にもたくさんあります。また対馬は自然景観が素晴らしく、対馬最南端の豆酘崎(つつざき)、対馬中央部にあります日本有数のリアス式海岸を望む上見坂(かみざか)・烏帽子岳(えぼしだけ)展望台、韓国まで49.5kmという距離にある位置から、異国の見える丘・韓国展望所など異国情緒にあふれた建物もあります。私も実際に見る事ができましたが、晴れた日には韓国を望む事も出来ます。その他ここでは書ききれないほどの自然に恵まれた素晴らしい景勝地が数多くあります。皆様方が対馬にお見えになる事がありましたら、きっと自然を満喫される事と思います。
私はこの仕事をするようになり、以前よりもっと対馬が好きになりました。お客様に『対馬に行ってよかった。』と思っていただけるよう、私自身が旅行者の立場に立った視点で考え、時にはお客様のご要望にお応えできず、悔しい思いをする事もありますが、微力ながら精一杯がんばっています。まだまだ勉強不足で力不足かとは思いますが、いろいろなことを学び吸収し、私自身も成長して皆様のお役に立てるよう、そして大好きな対馬を皆様にご案内できるよう、努力していきたいと思います。
また私の勤務する九州郵船の航路には、博多〜壱岐〜厳原〜比田勝にジェットフォイル『ヴィーナス』、博多〜壱岐〜対馬(厳原)、博多〜対馬(比田勝)へは、大型カーフェリーが運航していますので、是非一度と言わず二度、三度お越しください。お待ちしております。
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