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おじぎで気持ち(きもち)を伝える
 コミュニケーションには言葉(ことば)のほかに、表情(ひょうじょう)、動作(どうさ)などで伝える(つたえる)非言語的(ひげんごてき)コミュニケーションがあり、その効果(こうか)は言葉(ことば)を何倍(なんばい)もうわまわっています。
 
 おじぎは重要(じゅうよう)な非言語的(ひげんごてき)コミュニケーションで、深く深く(ふかくふかく)頭(あたま)を下げる(さげる)ことで、言葉(ことば)以上(いじょう)の気持ち(きもち)が相手(あいて)に伝わる(つたわる)ことがあります。
 
 おじぎには次(つぎ)のような種類(しゅるい)があります。状況(じょうきょう)にふさわしい行動(こうどう)を考え(かんがえ)ましょう。
 
考える(かんがえる)ポイント
いまは、どのような場合(ばあい)か?
・相手(あいて)と自分(じぶん)の立場(たちば)は?
・どんな気持ち(きもち)を伝える(つたえる)のか?
・添える(そえる)適切(てきせつ)な言葉(ことば)は?
 
1. 目礼(もくれい)
<目(め)つきで会釈(えしゃく)をすること>
 
2. 会釈(えしゃく)
<軽く(かるく)首(くび)を垂れて(たれて)一礼(いちれい)すること。
会釈(えしゃく)には思いやり(おもいやり)、という意味(いみ)もあります。
たとえば、「遠慮会釈(えんりょえしゃく)なく」などという場合(ばあい)です。>
 
3. 敬礼(けいれい)
<うやまう気持ち(きもち)を表して(ひょうして)礼(れい)をする>
 
4. 最敬礼(さいけいれい)
<最上(さいじょう)の敬礼(けいれい)。もと天皇(てんのう)・神霊(しんれい)などに対して(たいして)行なう(おこなう)敬礼(けいれい)として決められ(きめられ)ていました。相手(あいて)に深い(ふかい)お詫び(おわび)する気持ち(きもち)を表す(あらわす)時(とき)にも使われ(つかわれ)ます。>
 
 人(ひと)のまえで話す(はなす)ことが苦手(にがて)な人(ひと)は少なく(すくなく)ありません
 しかし、練習(れんしゅう)によって話し方(はなしかた)が向上(こうじょう)します
 寮(りょう)にいる間(あいだ)に、人(ひと)の前(まえ)で話す(はなす)ことに慣れ(なれ)ましょう
♪♪
(1)話す(はなす)内容(ないよう)を考え(かんがえ)ておく
(2)「大丈夫(だいじょうぶ)!」と自分(じぶん)にいう
(3)深呼吸(しんこきゅう)をする
 
1. 立つ(たつ)位置(いち)を選ぶ(えらぶ)
 
2. 大きな(おおきな)声(こえ)で
 
3. 姿勢(しせい)をよくする
 
4. 何(なに)について話す(はなす)かをいう
 
5. 気持ち(きもち)をこめて
《笑顔(えがお)や真剣(しんけん)な表情(ひょうじょう)など》
 
6. 全員(ぜんいん)をみる
 
♪♪
さあ、あなたはどのポイントを向上(こうじょう)させたいですか?
 
大成功(だいせいこう)です!







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