3−3 実証試験
3−3−1 陸上シュミレーション試験装置の概要
実船負荷状態を再現した陸上試験装置にて検証する。
さらに、従来の空気式制御方式と全電気式制御方式の性能比較を実施し、本制御方式の優位性を明確化する。
(拡大画面:50KB) |
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名称 |
形式 |
主要目 |
主機関 |
6DKM−20 |
出力956KW(1300PS)/900min-1 |
ボア径 200mm |
ストローク 300mm |
気筒数 6気筒 |
最高爆発圧力 160MPa |
減速機 |
DRB−16H |
可逆転湿式クラッチ内蔵減速機 |
減速比 前進 3.50 |
後進 3.52 |
増速機 |
1300−IH−6.0 |
横軸形遊星歯車増速装置 |
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増速比 6.09 |
動力計 |
D−2100−2e |
高速応答形水動力計 |
最大吸収動力 2100KW |
最高回転数 4000min-1 |
最大トルク 15000Nm |
制御方式 フルディジタルシステムコントロール |
フライホイル装置 |
− |
プロペラ相当マス |
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シュミレーション試験装置外観
3−3−2 スモーク濃度の評価
3−3−2−1 計測方法
スモーク濃度を数値で定量的に評価でき、また連続計測が可能な光透過式ばいじん濃度連続測定装置を採用した。
測装置取付状態
3−3−2−2 評価方法
スモークの評価方法
Σ(単位時間Δt(秒)×スモーク濃度(%))とし、これを総排出量の目安とする。
本グラフの場合 573%・secとなる。
スモークの評価は 空気式(従来方式)と電気式のスモーク総排出量の目安を比較し、その低減率で評価する。
目視状況とスモーク濃度値
ピーク値 60%スモーク
ピーク値 90%スモーク
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