(5)指導書の送付及び添削問題解答の提出
講習の受講手続きを完了した場合は、受講者が所属する事業者あてに指導書を送付します。
初級講習及び中級講習を受講される人は、それぞれの指導書で学習し、指導書に添えてある添削問題について解答し、これを当協会に提出して下さい。なお添削問題には提出期限を記載していますので、これを厳守して下さい。
初級講習及び中級講習については、通信講習を受講した場合に講習は修了します。上級講習については、2日間の講習を受講した場合に講習は修了します。
当協会が実施する初級講習、中級講習、航海用レーダー等講習又は無線設備講習のうちいずれかの講習をはじめて受講し、修了した人には、技能手帳を交付します。
従って、技能手帳は強電と弱電の区別はなく共通のものになっています。
この技能手帳は、その後検定試験に合格したときや資格を更新したとき、更に他の講習を修了したときに、その都度資格証、資格更新証又は講習修了証を貼り足して行くもので、これを所持している人の受講履歴、資格履歴が一冊ですべてわかるようになっていますので大切にして下さい。
また、過去に受講履歴のある人(従って技能手帳をすでに持っている人)が、他の講習を受け修了した場合は、講習修了証を交付します。
この修了証は、(様式1.5)は、技能手帳貼付用のものですから、必ず技能手帳の修了証紙貼付欄にこれを貼って下さい。
なお、会員以外の受講修了者には技能手帳や講習終了証を交付せず、別に修了証書を交付することになっています。
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検定試験は、講習の修了後に行われ、対象者は当協会会員の事業場に所属する従業員に限ります。検定試験は、原則として筆記試験、口述試験及び実技試験の3科目からなる試験を行うことになっております。
筆記試験は、指導書の範囲内から出題されますが、船舶電装士の実技試験は簡単な電装作業の実技が課されることになっております。また、主任船舶電装士の実技試験は設計の演習問題が課されることになります。
口述試験は、短時間ですが、受験者の知識、経験、技術、あるいは人柄等を判断し資格者としてふさわしい人であるかどうかを判定するための重要な試験です。
検定試験を受験する人が所属する事業者は、下記様式1.6の受験願書に必要事項を記載のうえ受験料を添えて当協会に申込んで下さい。
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