8・5 球光源による照度
上図において、球O光源からP点の照度を求める。P点から球に接する円錐APBを考えればABを直径とする平円板光源と同様である。
P点照度 E=πBsin2θ=I/X2〔lx〕
B':光源の輝度〔sb〕=〔cd/cm2〕(cm単位で計算の場合使用)
B:B'×104〔cd/m2〕(メートル単位で計算の場合使用)
I:球光源の光度=πBr2〔cd〕
〔例題〕
上図において直径D〔m〕の半球形乳白色ガラスの照明器具の頂面は床面上からH〔m〕の高さである。ガラス球の輝度はB〔sb〕とし器具の中心から直下の床上P点の水平面照度はいくらか。
ただし天井及び壁の反射は無視し、かつ直径Dは高さHに比較しある程度大きいものとする。
〔解〕8・5の式E=πBsin2θ〔lx〕であるから
B=B'×104、sinθ=(D/2)/Hを代入すれば
B':輝度〔sb〕
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