6.7.6 通路灯
(1)壁取付けの場合
(a)ドアを開いた場合、灯具に触れないようにドアを避けた位置に配置する。
(b)天井内張りがない場合は、床面から灯体下面までの高さは、約2,000mmとする。
(c)天井内張りがある場合は、灯体カバーの取外しを考慮の上、できるだけ高い位置に取付ける。
図6.26 壁取付け通路灯の取付け例
(2)天井取付けの場合
通路灯を天井に取付ける場合は、通路の中心に取付ける。
図6.27 天井取付け通路灯の取付け例
6.7.7 専用レセプタクル
床面からレセプタクル中心までの高さは、次のとおりとする。
なお、メスルームなどで机の足に調理器用などのレセプタクルを取付ける場合は図示のとおり床面からレセプタクル中心まで約600mmとする。
また、調理室、配膳室などでは、一般に各種機器類が煩雑に装備されているので、専用レセプタクルの位置を詳細に規定するのは困難である。したがって、専用レセプタクルの取付位置は、各船ごとに装備機器類の配置に応じ周囲の状況に合せて、その都度適宜決定する。
洗濯機用 |
約1,400mm |
アイロン用 |
約1,400〃(操作側に取付ける) |
移動灯用 |
約1,400〃 |
居室冷蔵庫用 |
約 500〃 |
クリーナ用 |
約 300〃 |
居住区内水飲器用 |
約 500〃(水飲器に向って左側) |
調理器用 |
約 600〃 |
図6.28 専用レセプタクルの取付け例
6.7.8 計器類
電気時計、主機回転計、傾斜計、ジャイロレピータの取付け要領は次による。
(1)計器類を居室又は事務室内に取付ける場合、机などに座った状態で見易い位置を選ぶこと。
(2)主機回転計及び傾斜計の高さは、床面から計器中心まで約1,800mmとする。
(3)ジャイロレピータの高さは、下図による。
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図6.29 計器類の取付け例
6.7.9 ベル及びブザー
(1)居室内取付けの場合、ベル及びブザーの高さは、床面から中心まで約1,800mmとする。
図6.30 ベル、ブザーの居室内取付け例
(2)通路に取付ける場合、天井内張りがあるときはグランドを天井面ぶち一杯とし、面ぶちを外れるときは天井一杯に取付ける。天井内張りがない場合は、床面から器具下面までの高さは、約1,800mmとする。
図6.31 ベル、ブザーの通路取付け例
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