日本財団 図書館


6.7 居住区における電気機器の取付要領
6.7.1 天井灯
(1)居室内の天井灯
(a)1室1灯の場合は、部屋の中央天井に取付ける。
(b)1室に2灯以上設置の場合は、1灯はできる限りテーブルの真上付近に取付ける。
 
(拡大画面:29KB)
図6.15 居室内の灯具配置例
 
(2)ストア及びロッカー内の天井灯
(a)灯具は、室内の棚にじゃまにならないように考慮して取付ける。
(b)灯具の上端は、床面から約2,300mmの位置とする。
(c)棚に物を格納するとき、邪魔にならない位置とする。
 
図6.16 ストアの灯具配置例
 
(3)トイレの天井灯
 頭が当らないよう隅に装備する。
 
図6.17 トイレの灯具配置例
 
6.7.2 天井灯スイッチ、レセプタクル及び延長警報盤
(1)延長警報盤は、居室入口に装備するのを原則とする。ただし、寝室を別に有する場合は、寝室入口に装備する。
(2)床面からスイッチ中心までは、約1,400mmの高さとし、延長警報盤がスイッチと並べて取付けられる場合は、スイッチの下面にそろえる。
(3)扉枠外側からスイッチ中心までは、約100mmとする。
(4)扉ハンドル側の壁に取付ける。
(5)スイッチ及びレセプタルを2個以上取付ける場合は、水平に並べて取付ける。ただし、水平に並べられない場合には、縦並びに取付けてもよい。
(6)埋込形及び露出非防水形のスイッチは、スイッチ間の隙間をとらない。ただし、スイッチと延長警報盤の間隔は約100mmとする。
(7)防水形の場合は、スイッチとレセプタクルの間隔は約150mmとする。
 
図6.18 スイッチ、延長警報盤の取付け例
 
図6.19 埋込形及び露出非防水形器具の取付け例
 
図6.20 防水形スイッチなどの取付け例
 
図6.21 露出防水形器具の取付け例







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION