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レーダー講習用指導書(船舶自動識別装置、航海情報記録装置、衛星航法装置編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


3・1・5 搭載要件
(1)2002年7月1日より前に建造された船舶及び建造に着手された船舶
 ただし、適用日後2年以内に恒久的に役務を離れる船舶の場合はこの限りでない。
 
表3・3
(拡大画面:84KB)
 
(2)(1)以外の新造船
(3)その他
(参考)技術補足説明(IMO NAV47船上のAISの使用上のガイドラインから抜粋
 AISは公海周波数(2つの専用VHFチャンネル:AIS1:161.975MHzとAIS2:162.025MHz)で主に稼動する。
 これらのチャンネルが地域的に不可能なところは、地域周波数が使用され、指定されたチャンネルに自動的に切り替えることができる。
 従ってIMO性能基準によって要求される船からの報告の容量は、毎分、最少2000レポートになる。ユニバーサルAISのITU技術基準は、毎分4500回のスロットを供給する。
 自己管理型時分割多元接続方式(SOTDMA)と呼ばれる原理に基づいた放送モードは、システムが、400から500%の過負荷を可能にして、8海里から10海里の近い船の船対船モードにおいては、ほぼ100%の情報量を提供する。
 システムが過度の負荷となる場合、AISの船対船運用に関する主要な関心事である近くの物標に優先を与えるために、遠くの物標のみは脱落する対象である。
 実際にシステム容量は同時に受け入れられる多くの船舶数を考慮して無制限である。
 下図はTDMAの概念を表す。
図3・7 時分割多元接続方式(TDMA)の概念
 
〈参考〉用語説明
・TDMA(Time Division Multiple Access):
 同一の周波数で自局に割り当てられた時間幅内で信号を送出する。各局からの信号は時分割多重化され、受信局はこれを復調する。信号はTDMAのフレーム周期で伝送される。
・AISチャンネル:
 予想される最大通信容量に対応するために、TDMA技術(上記 参照)と、2つ(CH87BとCH88B)のチャンネルを使用しタイムシェアリングしながらAISデータの送受信が行われる。
・地域周波数制御:
 AISチャンネル(CH87B、CH88B)が使用できない海域では、使用可能な地域周波数情報がDSCを装備した海岸局よりVHF70CHを使用して15分ごとに送信される。船舶局はこの制御信号を受信して自動的にTDMA受信機を地域周波数に切り替える。
・変調方式
 GMSK:Gaussian (filtered) Minimum Shift Keying
 MSK (Minimum Shift Keying) 変調の一種で、占有帯域をより狭くした変調方式。
 MSK変調のスペクトルは高いレベルのサイドローブ成分を持ち、隣接チャンネルヘの干渉の原因となる。この干渉妨害を防ぐためには帯域制限が必要である。GMSKでは、伝送すべき“0”と“1”のベースバンド信号をガウス・フィルタによって帯域制限してからMSK変調することで、GMSK変調波を得ている。
・SOTDMA:Self-organized Time Division Multiple Access 自己管理型時分割多元接続方式
 多元接続方式の一つ。ある周波数帯域を一定の時間幅(タイムスロット)で分割して複数のタイムスロットを作り、自律的に各局に割り当てる方式のこと。周波数分割多元接続(FDMA)や符号分割多元接続(CDMA)と対比される。
 TDMAでは、各送信局は送信すべき信号を蓄積・速度変換し、更に割り当てられたタイムスロットに詰め込んで、バースト的に送出する。受信局は受信した一連の信号の中から自局向けのバースト信号だけを取り出す。こうした操作を可能にするには、送信側と受信側で精密な同期が取れている必要があり、高性能な装置が要求される。しかし、TDMAには、速度変調により速度が異なる各種のデジタル信号が簡単に伝送できる、伝送容量が変えやすい、効率のよい制御ができる、といった長所がある。







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