第7章 各部の取扱いと調整の要点
表示器のCRT面上に最良の画面を出し、正確な測定を行うためには、操作者は取扱説明書を熟読して、各部の調整箇所のつまみの位置やその機能を十分理解しておく必要がある。
操作パネルを見るとたくさんのつまみやスイッチ等があって、取扱いが非常に難しく煩雑に感じられるかもしれないが、一度それぞれの機能を十分理解してしまえば簡単に操作できるようになる。このつまみの大部分は表示器にあり、各機種により相違はあるが、各種レーダーに共通な事項を記述する。
取扱説明書に従ってレーダー装置を起動させ、各部のつまみの操作を大体次の順序により行う。(図7・1)
(1)SOURCE |
電源 |
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(11)MARKER |
距離目盛 |
(2)TUNE |
同調 |
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(12)STC |
海面反射抑制 |
(3)SCANNER SW |
空中線スイッチ |
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(13)MULTI SW |
メーター切替スイッチ |
(4)READY |
準備完了灯 |
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(14)GAIN |
感度 |
(5)BEARING |
方位 |
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(15)FTC |
雨雪反射抑制 |
(6)VERTICAL |
垂直 |
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(16)METER |
メーター |
(7)HORIZONTAL |
水平 |
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(17)INTENSITY |
輝度 |
(8)VAR.MARKER |
可変距離目盛 |
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(18)RANGE SW |
距離切替スイッチ |
(9)DIMMER |
照明 |
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(19)SHM SW |
船首輝線スイッチ |
(10)OVER LOAD |
過負荷表示 |
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図7・1 表示器操作箇所
7・2 操作箇所の機能(この説明は図7・1の写真のレーダーに準拠している)
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