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2・15 その他の無線装置等
(1)気象ファックス
 各国の気象庁から、それぞれの周辺の天気図や気象資料がファックス放送され、それを受信し受画することで正確な気象情報が得られる。ファックス放送は、世界の約16ケ国がサービスを行っており、日本では、JMH(東京第1)及びJMJ(東京第2)のコールサインで気象庁が放送している。
(2)航行警報、新聞ファックス
 JJC(海上保安庁及び共同通信社)のコールサインで共同通信社が沿海における水路情報、警報、一般ニュース、海運水産ニュース等を放送している。ただし、この放送は、共同通信社と受信契約しないと受信できない仕組みになっている。
(3)漁海況ファックス
 JFC(神奈川漁業無線局)のコールサインで全国漁業無線協会により近海の海況、海洋速報、沿近海漁場海況、市場情報等を放送している。
(4)通信用ファックス
 短波帯の無線回線を使用したファックスと海事衛星回線を使用したファックスがあり、前者は漁船の船間通信、後者は遠洋漁船、国際航海の商船において、陸船間や船間通信で大いに普及している。
 
 船上通信装置(400MHz帯)は、操船、荷役、接岸及び係留等の作業のために、船内又は船舶相互間及び船舶と桟橋、埠頭などとの関で行う通信に使用されるもので、基地局と携帯局で構成される。携帯局は、引火性ガスの蓄積する危険区域などで使用する場合は、防爆形でなければならないが、通常区域でも防爆形が使用されることが多い。
 
 衛星放送受信装置は、動揺、旋回する船上で安定した受信を維持するために静止放送衛星からの電波をとらえ自動追尾する(BS)アンテナ装置である。
 衛星放送には、このBS放送のほか通信衛星を利用したもの(CS放送)があるが、衛星位置及び使用電波が異なるので、専用の受信装置が必要となる。
(1)主軸駆動発電機の定周波数形を簡単に説明し、3つに分類せよ。
(2)片持軸受の特長について述べよ。
(3)交流発電機で並行運転を行う場合の必要な条件を述べよ。
(4)交流発電機で単独運転用と並行運転用の相違を述べよ。
(5)交流発電機の横流防止の必要性と、その防止法について述べよ。
(6)交流発電機の瞬時電圧変動率について述べよ。
(7)交流発電機用AVRの原理について述べよ。
(8)サイリスタ式AVRの回路構成について述べよ。
(9)配電盤の表示灯の色について述べよ。
(10)逆力継電器の調整値はどの位か。
(11)変圧器の減極性とは何か。
(12)電子機器用変圧器は普通の変圧器とどのように異なるのか。
(13)変圧器鉄心構造の種類3つを挙げて説明せよ。
(14)変圧器のスコット接続について述べよ。
(15)かご形三相誘導電動機の回転子構造による分類3つを挙げて説明せよ。
(16)三相誘導電動機のコンペン始動とは何か。
(17)電動機始動でUVRとは何か。
(18)制御用シンクロはどんな動作をするか、また、どんな用途に使われるか。
(19)二相サーボモータを動作させるにはどうすればよいか、また、その主な用途について述べよ。
(20)アルカリ蓄電池は鉛蓄電池と比較しどのような特徴があるか。
(21)ユニジャンクショントランジスタとはどんなものか説明せよ。
(22)SCRの特徴的な動作特性について述べよ。
(23)サイリスタ整流器の出力電圧制御の方法について述べよ。
(24)整流器の混合ブリッジ回路について例を挙げて説明せよ。
(25)三相整流器における自然点弧時点とは何か。
(26)転流リアクタンスとは何か、また、その影響について述べよ。
(27)直流電動機の速度制御法について述べよ。
(28)サイリスタレオナード装置における逆並列結線方法について述べよ。
(29)超高圧水銀灯とは何か、又どんな用途に使われるか。
(30)火災探知装置の種類を挙げ簡単に説明せよ。
(31)ログにはどんな形式のものがあるか。
(32)電波式双曲線航法を3種挙げ、その内世界中のどこででも利用可能な方式について述べよ。







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