第15回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議
声明
1999年4月19日
大韓民国・ソウル
1. 人口と開発問題に深い関心を持つアジアの国会議員がソウルに参集し、1999年2月に世界中の国会議員を集めてオランダ国ハーグで開催した国際人口開発会議評価のための国際議員フォーラム(IFP)で採択されたハーグ宣言を協議し再確認し、さらに国際人口開発会議行動計画の実施に向けた更なる行動の協議を行なった。
2. 私たち第15回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議参加者は、各国国民から付託を受けたものとして、将来に対する責任ある選択を行なうために以下の声明を行なう。
(a)1994年にカイロで採択された国際人口開発会議行動計画を達成するために働くことを再確認する。
(b)国際議員フォーラム・ハーグ宣言を裏書きし支持する。
(c)私たちは人口、持続可能な開発と環境の相関なくして人口問題の解決がありえないことを改めて確認する。
(d)持続可能な開発を行なうためには、ハーグ宣言に盛り込まれたように、人口問題の持つ長期的な視点が、国際通商条約を含む、国際条約や国際協定に明確に反映され、一貫したものとなることが不可欠である。
3. 人口と開発問題にコミットする国会議員として、人口問題の持つ長期的な視点と国際ルールが整合性を持ち、一貫性を持ったものとなるよう呼びかける。
4. 私たち国会議員は各国国民の代表として活動するものであり、そのハーグにおける決議が1999年6月30日から7月2日まで開かれる国連人口特別総会決議の中に明確に反映されることを強く求める。
5. 採択
第15回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議参加者一同
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