3月2日〜4日 人口と開発に関するアジア議員フォーラム運営委員会(30) |
参加者 |
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桜井新AFPPD議長他運営委員 |
開催地 |
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中国・北京、メディアホテル会議室 |
参加国 |
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日本、中国、シリア、インド、ベトナム、タイ、オーストラリア |
参加機関 |
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UNFPA、IPPF |
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3月3日〜4日 第10回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議 |
テーマ |
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21世紀における女性―繁栄と平和の戦略 |
開催地 |
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中国・北京、メディアホテル・大ホール |
参加国 |
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オーストラリア、バングラデシュ、中国、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、スリランカ、シリア、タイ、ベトナム |
参加機関 |
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UNFPA、IPPF、AFPPD 他 |
日本からの参加者: |
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桜井新AFPPD議長(衆・自)、高桑栄松(参・公)、清水嘉与子(参・自)、川橋幸子(参・社)、南野知惠子(参・自)、黒田俊夫(日本大学人口研究所名誉所長)、前田福三郎理事長、広瀬次雄常務理事・事務局長、遠藤正昭、楠本修、桜井久美子、大沢春美 |
内容 |
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この会議を皮切りとして第4回世界女性会議を中心とした世界の女性問題に人口の視点から提言を行なうべく3回にわたる継続討議を行なった。共通テーマは「21世紀における女性―平和と繁栄の戦略―」である。この会議では(I)として“社会・経済および人口視点から見た家族と主婦”に焦点を当てた討議が行なわれた。 |
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4月2日〜8日 「国際人口・開発会議準備会議(Prep ComIII)」及び「国際人口・開発会議へ向けての世界議員会議準備会議」 |
テーマ |
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カイロで開催される国会議員会議の準備 |
開催地 |
: |
米国・ニューヨーク |
参加国 |
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173ヵ国 |
参加機関 |
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GCPPD、AFPPD、IAPG、PGA、UNFPA、IPPF |
日本からの参加者: |
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中山太郎JPFP会長(衆・自)、桜井新AFPPD議長(衆・自)、堂本暁子(参・さきがけ)、南野知惠子(参・自)、楠本修主任研究員 |
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5月22日〜29日 インド人口・開発議員連盟日本の人口・開発事情視察のため来日 |
団員 |
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団長:マヘンドラ・ブラサッド議員、シフ・プラサド・チャンプリア議員、タラ・シン議員、スルヤ・ナライン・ヤダフ議員、ディリプ・シン・ブリア議員、事務局他:マン・モハン・シャルマ、ラケッシュ・ミッタール、ランジット・シャルマ |
訪問先 |
: |
群馬県館林保健所、市保健センター、厚生病院を視察、東京では厚生省、国会、松下電器情報通信システムセンター等を訪問、福田赳夫元総理、羽田孜総理を表敬 |
国際人口問題議員懇談会メンバーと交流 |
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6月6日〜11日 マレーシア人口・開発議員連盟日本の人口・開発事情視察のため来日 |
団員 |
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アーマッド・オマール議員(団長)、ノード・カレッド・ノルディン議員、マイケル・リサ・カヤ議員、ロザリンド・ヤウ・ソク・ミン議員、事務局他:ラーマ・オスマン、モッド・サイド・ジュニ |
訪問先 |
: |
新潟県南魚沼郡のゆきぐに大和総合病院、国際大学を視察、東京では厚生省、国会、国立国際医療センター、ソニーメディアワールドを訪問 |
国際人口問題議員懇談会メンバーと交流 |
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6月23日〜27日 「国際人口・開発議員会議(ICPPD)」準備事務局会合 |
テーマ |
: |
国際人口開発議員会議準備について |
開催地 |
: |
エジプト・カイロ |
参加機関 |
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UNFPA、IPPF、AFPPD、IAPG、IMPO、PGA、APDA |
日本からの参加者: |
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楠本修主任研究員 |
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7月8日〜12日 「国際人口・開発議員会議(ICPPD)」準備委員会 |
テーマ |
: |
国際人口開発議員会議開催について |
開催地 |
: |
エジプト・カイロ |
参加国 |
: |
日本、タイ、デンマーク、エジプト、ザンビア、ジンバブエ、チュニジア 他 |
参加機関 |
: |
UNFPA、IPPF、AFPPD、IAPG、IMPO、PGA |
日本からの参加者: |
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桜井新 環境庁長官・AFPPD議長、楠本修 主任研究員 |
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7月13日〜26日 「アジア諸国の都市化と開発調査―タイ国―」調査団をタイ国に派遣
厚生省・国際厚生事業団委託 |
調査対象国 |
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タイ国・バンコク、チェンマイ |
メンバー |
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桐生稔(団長)、大塚友美、遠藤正昭 |
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7月24日〜31日 「アジア諸国の発展段階別農業・農村開発基礎調査―インド国―」予備調査団をインド国に派遣
農林水産省委託 |
調査対象国 |
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インド・ニューデリー、チャンディガル、ハリヤナ、ビハール |
メンバー |
: |
大野昭彦(団長)、楠本修 |
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8月2日 国際人口問題議員懇談会役員会開催 |
内容 |
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ICPPDへの参加について協議 |
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8月10日〜23日 「アジア諸国の人間資源開発と労働力に関する調査研究―ベトナム国―」調査団をベトナム国に派遣
労働省・雇用促進事業団委託 |
調査対象国 |
: |
ベトナム国・ハノイ市、ホアビン省、ホーチミン市、ロンアン省 |
メンバー |
: |
栗木レタン・ギェップ(団長)、大野昭彦、大塚友美、楠本修 |
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8月25日 「国際人口・開発議員会議(ICPPD)」並びに「国際人口・開発会議(ICPD)」参加議員説明会開催 |
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9月3日〜4日 国際人口・開発議員会議(ICPPD)開く
ICPPD「カイロ宣言」を採択 |
開催地 |
: |
エジプト・カイロ、メリディアンホテル
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参加国 |
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世界107ヵ国から300名が参加 |
参加機関 |
: |
UNFPA、WHO、UNICEF、UNU、WB、IOM、IPPF、Council of Europe |
日本からの参加者: |
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中山太郎JPFP会長(衆・自)、桜井新AFPPD議長(衆・自)、小杉隆(衆・自)、清水嘉与子(参・自)、松岡利勝(衆・自)、栗原博久(衆・自)、松下忠洋(衆・自)、川橋幸子(参・社)、広中和歌子(参・公)、中西珠子(参・公)、広瀬次雄常務理事・事務局長、楠本修主任研究員、北畑晴代国際班長 |
同会議は人口と開発に関する国会議員会議として最大の会議となった。
ムスタファ・カマール・エルミーエジプト上院議長が会議議長、桜井新AFPPD議長が会議事務総長を務めた。この会議を契機としてアフリカ・アラブ地域における常設の人口・開発に関する国会議員フォーラムが準備された。
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国際人口・開発議員会議(ICPPD)は、・・・
国連主催の政府間会議である国際人口開発会議(ICPD)に各国の国会議員の意見を反映させるために開催された。1984年にもメキシコで開かれた国連主催の政府間会議にあわせて国際人口・開発議員会議が開かれており、今回で2回目に当たる。この会議で特筆すべき点は、国際人口開発会議の中心的な課題となった“ジェンダー、女性のエンパワーメント、リプロダクティブヘルス”の問題のみならず、この地球で人類がいかに尊厳を持って生存していくことができるかという視点から、持続可能な開発、グローバリゼーションの進展の中で国際的な食料貿易ルール、環境の問題を真正面から扱ったことにある。特に、短期的な利潤追求という意味での経済合理性だけに基づく経済政策ではなく、長期的に人類が生存していくことができるという意味での持続可能性の観点にたった経済原則の構築を求めたことは画期的な提言であった。専門分化が進む中で総合的な視点を持つことは難しいが、国会議員会議がこれらの問題を総合的に扱ったことで、これらの内容が国際人口開発会議行動計画に反映された。 |
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9月3日 人口と開発に関するアジア議員フォーラム運営委員会(31) |
開催地 |
: |
エジプト・カイロ、メリディアンホテル |
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9月5日〜11日 国際人口開発会議(ICPD)開く |
開催地 |
: |
エジプト・カイロ、国際会議場 |
日本からの参加者: |
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桜井新AFPPD議長(衆・自)、小杉隆(衆・自)、清水嘉与子(参・自)、川橋幸子(参・社)、広中和歌子(参・公)、中西珠子(参・公)、広瀬次雄常務理事・事務局長、楠本修主任研究員、北畑晴代国際班長 |
政府間会議である同会議では・・・
リプロダクティブヘルス概念を中心に、2015年までの人口プログラムである行動計画(PoA)が採択された。ICPPD事務総長を務めた桜井新AFPPD議長が、持続可能な開発の重要性を訴えるステイツメントの発表を行ない、その内容は国際人口開発会議行動計画に反映された。
国際人口開発会議はブカレスト、メキシコと10年毎に開かれてきた政府間会議である。この会議では人口問題と持続可能な開発の問題は不可分であるという視点から、会議名称も「国際人口開発会議」と命名された。それまでの政府間会議が数値目標を設定し、各国政府にその達成への努力を求めていた手法を根本から変革し、ほぼ数値目標を廃止した。その理由は“人口問題は一人一人の、特に女性の生活環境の改善によって果たされるべきである”という人口問題の取り組みに関し画期的な転換が行なわれたことによる。このように個人の生活改善というミクロのアプローチが中心となったことで「ジェンダー、女性のエンパワーメント、リプロダクティブヘルス」が議論の中心となった。会議には、各国政府だけではなく様々なNGOが参加し議論が行なわれた。しかしながら途上国と先進国、プロライフ(生命擁護:妊娠中絶反対=カトリックなど)とプロチョイス(女性の選択権の擁護=フェミニストグループなど)、また様々な宗教的な立場などが入り混じり、合意の形成は多難を極めた。しかし最終的に合意に到達し、国際社会はこの会議の成果である「行動計画」に従って2014年までの人口プログラムを実施することが決まった。 |
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11月7日〜11日 環境と持続可能な開発に関する国会議員国際会議 |
開催地 |
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マレーシア・シャーアラーム |
日本からの参加者: |
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楠本修主任研究員 |
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11月15日〜21日 中国人口・開発事情視察議員団派遣 |
派遣団員 |
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団長:原田昇左右(衆・自)、中島洋次郎(衆・自)、宇佐美登(衆・さきがけ)、福島豊(衆・公)、大渕絹子(参・社)、広瀬次雄常務理事・事務局長、遠藤正昭業務課長 |
訪問先 |
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中国・北京、上海、淅江省杭州 |
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11月20日〜12月4日 「アジア諸国の発展段階別農業・農村開発基礎調査―インド国―」調査団をインド国に派遣
農林水産省委託 |
調査対象国 |
: |
インド国・ニューデリー、ビハール |
メンバー |
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福井清一(団長)、大塚友美、首藤久人、楠本修 |