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5.2.321 4.2.212 Instrument
 InstrumentはInstrumentation_and_control_component(原文4.2.213 参照)の一タイプであり、ひとつあるいはそれ以上のシステムが処理する能力の特性を監視する。いずれのInstrumentも以下に続くひとつになるかもしれない。Inline_instrument(原文4.2.207 参照)あるいはOffline_instrument(原文4.2.248 参照)。
 
 Instrumentに関連づけられたデータを下記。
−control_loop_id;
−instrument_type;
−sensor_type;
−signal_type;
−stream_interaction_type.
 
5.2.322 4.2.212.1 control_loop_id
 control_loop_idはInstrumentによって実装された操作モジュールのための唯一の識別を示す。
 
5.2.323 4.2.212.2 instrument_type
 instrument_typeは処理する能力の特性に基づいた計器の分類を示す。
例)
 
instrument_typeの分類の例はflow_control、 level_control、 pressure、 あるいはtemperatureを含む。
 
5.2.324 4.2.212.3 sensor_type
 sensor_typeは操作上の特性に基づいたアクチュエータの計器の分類を示す。
 
5.2.325 4.2.212.4 signal_type
 signal_typeは物理的な特性に基づいた計器の信号の分類を示す。
例)
 
計器のsignal_typeの分類は電気あるいは圧搾空気を含む
 
5.2.326 4.2.212.5 stream_interaction_type
 stream_interactin_typeは流体を検知するために設置されたセンサがどういうものかに基づく計器の分類を示す。
例)
 
stream_interaction_typesはoutside、 inserted、 およびimmersedを含む。
 
5.2.327 4.2.213 Instrumentaion_and_control_component
 Instrumentation_and_control_componentはPlant_item(原文4.2.285 参照)の一タイプであり、個別のitemあるいは組み合わされたitemを識別するInstrumentation_and_control_system(原文4.2.214 参照)の一部分である。いずれのInstrumentation_and_control_componentもInstrument(原文4.2.212 参照)になるかもしれない。
例)Instrumentation_and_control_componentオブジェクトはwiring、switches、control valves、およびgaugesを含む。
 
5.2.328 4.2.214 Instrumentation_and_control_system
 Instrumentation_and_control_systemはPlant_system(原文4.2.301 参照)の一タイプであり、配線(wiring)、スイッチ、操作、およびその他のPlant_systemオブジェクトがもつ処理する能力の特性の監視および操作に関連付けられた機器の一システムである。
 
 Instrumentation_and_control_systemに関連付けられたデータを下記。
−type
 typeはInstrumentation_and_control_systemが提供するサービスの種類に基づくInstrumentation_and_control_systemを分類する指示を示す。
 
5.2.329 4.2.215 Insulation
 InsulationはPlant_item(原文4.2.285 参照)の一タイプであり、材質あるいは熱流体からの抵抗を提供するために用いられる組み立て用の材質である。
 
5.2.330 4.2.216 Interfering_shape_element
 Interfering_shape_elementはPlant_item_shape(原文4.2.298 参照)の部分であり、他のPlant_item(原文4.2.285 参照)がもつ幾何形状との干渉である。
注記)
 
このアプリケーションオブジェクトは設計の統合化を考慮していて、特別に、物理的な他との干渉がある設計の要素を識別する必要がある。
 
 Interfering_shape_elementに関連付けられたデータを下記。
−interfercnce_colour.
 
 interference_colourは要素を表示する色調である
 
5.2.331 4.2.217 Lap_joint_flange
 Lap_joint_flangeはFlange(原文4.2.131 参照)の一タイプであり、Lap_joint_stub_end(原文4.2.218 参照)を形成するためのFlangeの面と口径が干渉する円形の輪郭をもつ。
注記1)
 
このFlangeはボルト穴の配置順にLap_joint_stub_endのまわりを旋回することができる
注記2)
 
下図は一般的なLap_joint_flangeを示す。
 
(拡大画面:20KB)
 
5.2.332 4.2.218 Lap_joint_stub_end
 Lap_joint_stub_endはLap_joint_flange(原文4.2.217 参照)で用いられるFitting(原文4.2.130 参照)の一タイプであり、円柱あるいは筒(barrel)と重複する外側で干渉する円形の輪郭にある端部あるいは完全に平面となるリングをもつ筒から成る。
注記1)
 
下図は一般的なLap_joint_stub_endを示す。
 
(拡大画面:19KB)
 
注記2)
 
ふたつの端部は管の継手に向かって傾斜させる.重複面は一般的に平面あるいは円錐に刻みをいれたものとなる。Lap_joint_flange接続においてこの曲面はFlange(原文4.2.131 参照)のガスケット面を受け止める。
 
 Lap_joint_stub_endに関連付けられたデータを下記。
− end_1_connector;
− end_2_connector;
− length;
− stub_diameter;
− stub_thickness.
 
5.2.333 4.2.218.1 end_1_connector
 end_1_connectorは他のFlange(原文4.2.131 参照)あるいはNozzle(原文4.2.247 参照)に接続するスタブの端面におけるPiping_connector(原文4.2.267 参照)を示す。
 
5.2.334 4.2.218.2 end_2_connector
 end_2_connectorは非flangeであるPiping_component(原文4.2.265)に接続するスタブの端面におけるPiping_connector(原文4.2.267 参照)を示す。
 
5.2.335 4.2.218.3 length
 lengthは重複面とその他のスタブがもつ端面間の外側の距離を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.336 4.2.218.4 stub_diameter
 stub_diameterはLap_joint_stub_endの名目上の直径を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.337 4.2.218.5 stub_thickness
 stub_thicknessはフレア状のスタブ端部の内側および外側の曲面間の距離を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.338 4.2.219 Lateral
 LateralはFitting(本文4.2.130 参照)の一タイプであり、真っ直ぐ伸びる他の端部に対してふたつの端部をもち、ある角度で伸びる分岐した外側の端部をもつ三方取り付けのひとつである。
注記)
 
下図は一般的な溶接されたLateralである
 
(拡大画面:20KB)
 
 Lateralに関連付けられたデータを下記。
− branch_angle;
− centre_to_end_1_length;
− centre_to_end_2_length;
− centre_to_end_3_length;
− end_1_connector;
− end_2_connector;
− end_3_connector.
 
5.2.339 4.2.219.1 branch_angle
 branch_angleは分岐と真っ直ぐ伸びる方向との角度である。
 単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.340 4.2.219.2 centre_to_end_1_length
 centre_to_end_1_lengthは分岐と真っ直ぐ伸びる管の中心線間の干渉点と真っ直ぐ伸びる管の端面との距離のうち干渉点に近い方の距離である。
 単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.341 4.2.219.3 centre_to_end_2_length
 centre_to_end_2_lengthは分岐と真っ直ぐ伸びる管の中心線間の干渉点と真っ直ぐ伸びる管の端面との距離のうち干渉点に遠い方の距離である。
 単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.342 4.2.219.4 centre_to_end_3_length
 centre_to_end_3_lengthは分岐と真っ直ぐ伸びる管の中心線間の干渉点と分岐する管の端面との距離である。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。
注記)
 
annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。
 
5.2.343 4.2.219.5 end_1_connector
 end_1_connectorは真っ直ぐ伸びる管のPiping_connector(原文4.2.267 参照)であり、分岐と真っ直ぐ伸びる管の中心線が干渉する点に近い方である。
 
5.2.344 4.2.219.6 end_2_connector
 end_2_connectorは真っ直ぐ伸びる管のPiping_connector(原文4.2.267 参照)であり、分岐と真っ直ぐ伸びる管の中心線が干渉する点に遠い方である。
 
5.2.345 4.2.219.7 end_3_connector
 end_3_connectorは分岐する管のPiping_connector(原文4.2.267 参照)である。







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