付録2:関連する報道発表
マイアミ(2001年4月17日午前9:46 EDT)−Carnival Cruise Linesが差別訴訟に和解、同社のクルーズ船のバリアフリー度を高めて障害を持つ人々のアクセシビリティに対応することを約束。
障害を持つアメリカ人の擁護団体、Access Nowの代理人として提訴した弁護士Matthew Dietz氏は、月曜日に署名された取り決めにより、Carnivalは同社の各船舶にバリアフリー度を高めた客室を最大25室設けることになると述べた。
同氏によると、Carnivalの各船舶の客室のうち、4〜5室は「障害を持つアメリカ人法」に従い、入口を広げ、内装のサイズに余裕を持たせるとともに、車椅子を使用する人々が使えるようなシャワーを装備しなければならなくなるという。
CarnivalのスポークスマンであるTim Gallagher氏は、和解条件の詳細を語ることは避けたが、同社が船舶に「大きな変更」を施す決断をしたことは認めた。
和解には裁判所の承認が必要である。
Access NowはRoyal Caribbean International、Magical Cruises、Norwegian Cruise Line、Holland America Line-Westours、Costa Crociereとも、同様の訴訟を係争中である。
付録3:クルーズ船における車椅子のアクセシビリティ
Cruise Lines International Association(CLIA)のWebサイト http://www.cruising.org/では、「車椅子旅行者のためのガイド(Guide
for Wheelchair Travelers)」が提供されている。CLIAは、クルーズ業界がクルーズバケーションの推進のために設立したマーケティングおよびトレーニング組織である。このガイドは、上記のWebサイトで次のハイパーリンクを順番に選択すれば入手できる。
1)Plan Your Cruise:
2)Special Interest Guides:
3)Wheelchair travelers:
このWebサイトでall featuresの検索を行うと、添付したものと同様の表が表示される。この表には、25社のクルーズ会社が運航している148のクルーズ船について各種のアクセシビリティの特徴がまとめてある。なおこれらの表の横軸は次のとおりである(左から右の順)。
車椅子で使用できる客室
車椅子を使用する乗客の乗船
同伴者が必要
通常サイズの車椅子で使用できるエレベーター
幅の狭いサイズの車椅子で使用できるエレベーター
ドアの幅が広い客室
敷居が低いかまたは敷居がない客室
バスルームに手すりが付いている客室
傾斜路を使用できる客室
傾斜路を使用できる公室
車椅子で入れる公室
傾斜路の付いているデッキ
乗客用のあらゆるエリアにデッキから移動できる
4)車椅子を使用する乗客の移動
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