日本財団 図書館


勤労者マルチライフ 第6回運営部会
学校協力勝手連普及に向けて
フォーラムパネリスト参加
社会参加システム推進グループ
 
【1月15日】
 勤労者マルチライフ支援事業にかかる第6回運営部会が開催された。11都府県の事業報告の検討と来年度の課題の検討がそのメインテーマ。小職からは本事業を成功させるためのポイントとして次の3点を提言した。(1)本事業が経営問題であることを再度、経営者に理解してもらうこと(2)コーディネーターの重要性の認識を関係者で深めること(3)広報戦略をきめ細かくやること。
(蒲田)
【1月22日】
 東京都板橋区ボランティアフォーラムにて初のパネリスト体験。市民が個人やグループで学校教育にどう協力したらよいのかというテーマで、1月号特集で取り上げた学校協力勝手連の事例を紹介した。パネリストの中には、学校協力勝手連を自認する人があり、板橋区で「さわやか」主催の勝手連研修会を開催できるよう働きかけてきた。
(川尻)
【1月】
 今年は日韓共催のワールドカップの年。大会が無事成功裡に終了するとともに、日本の活躍を祈念したい。Jリーグの各クラブは新年度の変則的なスケジュールに対応する強化策に取り組み中であり、多忙を極めている。
 そんな中で、この春のサッカーさわやか広場開催の計画をすすめているが、現在はまだ決定には至っていない。4月、5月に6会場で開催したいと考えて関係者と折衝中です。
(吉田旭)
 
介護相談・地域づくり連絡会 世話人会・事例検討会開催
ドイツラジオネットワークからふれあい切符取材
ふれあい社会づくりグループ
 
【1月11日】
 2001年度(13年度)最後の介護相談員養成事業のため前日に仙台(後期研修)入り。10日午後に別件で仙台市青葉区社協と太白区社協の方と打ち合わせしたところ、何と、お一人は昨年行った介護相談員養成研修の東京会場第1回の受講生だった。なお、後期研修の最初は、受講生によるフィールドワークの発表で、その司会進行役に北海道庁からの研修生鳥海優子さんが初デビュー。受講中、血の巡りをよくするため、あるいは睡魔防止のために時々行う「呆け予防体操」とともに好評で、コレで最後とは至極残念!
(奈良)
【1月20日】
 市民互助団体全国協議会(市民協)の3役会議を開催。これに先駆けて4日に同会田中尚輝事務局長と全労済筒井一彦部長と奈良とで、市民協の事務体制の立て直しのために打ち合わせ。その結果、人員配置を含めて見直しが必要として、経理関連業務を東友会ボランティアさんにお願いするべく、7日に東友会の鈴木事務局長とご相談。
 なお、当日は兼間道子・高畑敬一・山本いま子3代表、米山孝平副代表、田中事務局長、筒井全労済部長とで協議。同時に、介護保険枠内事業のマネジメント力強化、助け合い事業を「請負業」として課税しようとする税務署・国税等の動きもあるため、税務問題等についての情報交換を含めた研修会を開催するということで、3月10・11日に連合愛のカンパ助成事業による「組合員とNPO団体の情報交換会」も併せて行うことが決定。
(奈良)
【1月23日】
 ARDドイツラジオネットワークからふれあい切符(時間預託制度)についての取材があり、京都府研修生の松宮さと美さんと応対。仕上がりはどんなことになるのやら?
(奈良)
【1月24日】
 午前中は、「介護相談・地域づくり連絡会」世話人会を開催。昨年準備会的に立ち上げた同世話人会は山出保金沢市長と当財団堀田力の2人代表制であったが、改編して、事務局代表世話人を北海道本別町の砂原勝さんと相談員世話人代表を愛知県高浜市の角谷式男さんに。
 午後からは介護相談事例検討会。翌25日には、情報誌『さぁ、言おう』3月号の特集で相談員事業を取り上げるため、ライターに同行して厚生労働省老健局堤修三局長に面談した。
 堤局長には地域ネットワークづくりのキーマンになり得る介護相談員への熱い想いを語っていただいた。そこで図らずも、長野県茅野市の矢崎和広市長とばったり。1年半ほど前に茅野市で1日研修会を開催して以来だったが、その後、福祉系NPOや国際系NPOが立ち上がったとのこと。
(奈良)
【1月31日】
 松戸税務署宛に法人税課税の件で異議申立書を提出している「流山ユー・アイ ネット」の利用者、協力者にヒアリングするため、堀田理事長と神奈川ゆめコープからの研修生松本勝蔵さんとともに同会へ。痴呆対応型グループホームも併せて視察。
(奈良)
 
「案内書」充実に向けて各地取材訪問
グループホーム推進グループ
 
【1月12・13日】
 三重県津市で開催されたCLC(宅老所・グループホーム全国ネットワーク)主催の「宅老所・グループホームの介護・運営」に関する勉強会に出席する。やはり一番必要なことは、実際に介護に携わる人々の本音をよく引き出して対応していくことが、結局入居者のためになるということが理解できた。地方性もあると思うが、出席者の多くが、さわやか福祉財団についても、まして「共生型すまい全国ネット」についてもほとんど知らないということだったので、今後もこの種の集まりには積極的に参加してPRに努めていきたい。
(鈴木)
【1月22日】
 グループホーム推進委員の秋山博之さんに財団までご足労願って、案内書改訂についての編集会議の打ち合わせをした。内容についての具体的な相談として、第1章「私たちはこんな社会に生きたい」(1)私が望む老後の生活、(2)近未来の生活設計、以下、第2章「高齢期のあり方」、第3章「ふれあい型グループホームの役割・可能性を探る」・・・など、骨格となる項目立てについて、これまで話し合ってきたことを確認して、次回の編集会議の準備とした。また、これまでに提出された原稿、取材の進捗状況について連絡を取った。
(山村)
【1月23日】
 群馬県上野村「高齢者複合施設ウエノビレッジ」に、県庁の方々と、ふれあい型グループホーム案内書改訂の原稿の取材に行く。地方自治体が、村の高齢者対策を柔軟な発想で行い、地域の人々が盛り立てて行くという姿勢は高く評価できるし、これからも増えていくことと思われる。
(鈴木)
【1月24日】
 グループホーム案内書改訂に関して、台東区在住で、三弦・三味線製造にたずさわる竹内康雄さん(68歳)宅を訪問。「私の老後生活」について取材した。竹内さんは父君の後を継いで、三味線の仕事を守り続ける現役の職人。手作りの作品はみな精巧を極めたものばかりで優雅な香りがただよう格調高い芸術品。実際に音色の違いなどを弾き比べて説明してくださる。
 「・・・私らは職人で生涯現役だから、老後のことはあんまり考えていませんが、人間自分一人では生きていけないので、周囲の人と仲良くして、可愛気のあるいい年寄りになりたいですね」とのこと。どうぞ、お元気でよいお仕事を続けてください。
(山村)
 
福岡でさわやか懇話会を開催
広報・企画グループ
 
【1月18日】
 福岡のホテル・クリオコート博多でさわやか懇話会を開催した。九州各県と山口県からもお越しいただいた参加者は計41名。今回は初めての試みとして、組織づくり支援グループと協同で実施。午前中から「時間通貨」についての自由参加プログラムを企画し、懇話会参加者のほとんどの皆さんが参加されて、和気あいあい楽しいワークショップとなった。
 昼食休憩を挟んで午後2時から開始したさわやか懇話会は、さわやかインストラクターでふれあい中津の堀幸子さんによる活動報告、質疑応答、堀田理事長のトークと、引き続き自由交流を行い、最後に恒例の記念撮影をして予定通り5時に盛況の中で閉会した。
 財団からは広報G2名のほかに、インストラクターを兼ねている米山孝平さん、齋藤達さんをはじめ、研修生である猪瀬泰志さん・松宮さと美さんが最後の交流会まで残ってそれぞれの皆さんと交流。九州の地でもしっかりと地域助け合いが広がっていることが実感できた1日となった。
(清水)
 
心温まるお申し出・・・
財務グループ
 
【1月7日】
 朝早くある女性から財団に電話があった。
 「“さわやか”に寄付をしたい。高田馬場の点字図書館に夫が通っている。“さわやか”のことは夫が前から気にしていて、このたび意を決して財団の所在を調べ電話をさせてもらった」と。そしてその日に振り込んでくださった。電話の主は藤沢市在住Mさんの奥様で、83歳のご主人の意を受けての連絡であった。Mさんは緑内障が進み1年前に手術を受けた結果、明るさだけは失わずに済んだとのこと。Mさんの楽しみは今では高田馬場の点字図書館に行きテープを聞くこととラジオ放送を聞くことだが、ある日堀田力理事長の講演をラジオで聞き“さわやか”が忘れられぬ存在になったとのことだった。
 早速自宅に御礼の電話をさせていただいたが、Mさんも電話口に出てくださり、「私は何もできないが、皆さん元気で頑張ってください」との温かい励ましのお言葉をいただいた。
 財務グループ一同、「さわやかパートナー」の拡大に日々励んではいるが、事業の発展とともに旺盛になっている資金需要をカバーするのに苦心している。このような状況下でMさんのご厚志は経済的にも大変有難いものだったが、それ以上に年始早々の温かいお申し出に心の内より喜びがこみ上げてくるのと同時に明るい気持ちで満たされた。今年も頑張るぞ!!
(竹谷)
 
2001年分「報酬、料金等の支払調書」発送
財団運営グループ
 
【1月23日】
 2001年(平成13年)中に財団が、研修会などの講師の方々への謝金や、マニュアル等の原稿料などをお支払いし、源泉徴収をした分の支払調書をそれぞれの方へ郵便発送した。その通数は374通。前々から、謝金領収書等への住所・氏名の正確記入をお願いしていたため、今年は住所不明などで返ってきた郵便は7通にとどまった。今後とも関係者様のご協力をお願いいたします。
(平山)
【1月31日】
 財団の資金繰り上、3月末までのつなぎ資金として1500万円を、三井住友銀行から借り入れした。当然のことながら、これは3月中に入る諸資金で返済するものである。
(平山)
 
事務所だより
●2月9日開催の時間を単位とした地域通貨(時間通貨)の研修会に間に合わせようと、マニュアル作成に躍起の研修生(ま)さん。地域通貨全般と時間通貨マニュアルの二重作成のため日夜奮闘。「もう、冷や冷やドキドキものですゥ」と頬を真っ赤に。乞うご期待!
●一方、文部科学省から「ふれあい切符」の原稿を依頼された(あ)氏も四苦八苦。見るに見かねてつい手を出したお陰で深夜作業。「ふぐ料理のフルコースを奢れ」とはいうものの、さて?
(な)







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