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実施概要
1. 題名
 企画展「船と海とカレンダー」
 
2. 開催期間
 平成14年12月15日(日)〜平成15年1月5日(日)
 
3. 開催場所
 船の科学館本館3階/マリタイムサルーン
 
4. 主催
 船の科学館
 
5. 入館者数
 8,566名
 
6. 開催趣旨
 現在、わたしたちの身の回りには、部屋の空間を装飾するツールとして、絵や写真などを使い、美しさを追求したものから、日付や曜日を示しただけのシンプルなもの、何種類もの情報が書き込まれたものなど、使う人の用途によって、たくさんの種類のカレンダーがあります。カレンダーは現代の生活においてなくてはならないものですが、もともとは農耕をする上でとても重要なものでした。それでは海や船を生活の基盤にする人にとってカレンダーとはどういうものなのでしょうか。
 そこで本企画展では、造船会社や海運会社をはじめ多くの機関に協力をいただき「船」や「海」の写真や絵が描かれたカレンダーを収集・展示し多くの方々に「船や海」に親しみを持っていただくと同時に、「海や船とカレンダーとのかかわり」や「カレンダーの見方」などについて展示紹介しました。
 
7. 展示内容
・カレンダーの展示
 帆船や客船など様々な種類の船、港、海の生物など、海をモチーフにした壁掛けカレンダー(77点)、一枚もの(15点)や、卓上カレンダー(10点)を、会場の壁面パネル及び平ケースを用いて展示しました。
 
・船とカレンダー
 大海原で自船の位置をはかるためには正確な時刻と太陽や月、星などの天体観測が必要でした。また地球上に日付変更線が必要だと実感したのはマゼランの世界一周の航海によってでした。本コーナーでは、船の時刻と世界共通の時刻、日付変更線と時差についてなど、パネルで展示紹介しました。
 
・海とカレンダー(潮汐について)
 海辺や漁業で生活をする人にとっては、潮の干満・月の満ち欠けが、生活に密接に関係します。朔望や潮汐、そして太陰暦についてなど、パネルで展示紹介しました。
 
・オリジナルカレンダー作り
 よりカレンダーや船に親しんでもらおうというねらいで、2003年のオリジナルカレンダーをつくりました。フロッピーディスクケースに、6枚12ヶ月のカレンダーを作り、その表紙にデジカメでとったお客さまの写真を合成させ、お渡ししました。(開催期間中の土日祝日、および元旦の先着10組様限定で行いました。)
 
・カレンダーを配布
 先着で、展示されているカレンダーと同じものを配布いたしました。元旦には、日本海事広報協会のカレンダーを20部、最終日1月5日には、31社50部を配布しました。大盛況でした。
 
・アンケートボックスの設置
 会場の末尾にアンケートボックスを設置しました。
 
8. 会場風景
 
9. 協力先(敬称略・順不同)
MARINEPORT KOCHIYA 財団法人 名古屋港水族館
エム・イー・エス特機株式会社 財団法人 名古屋港文化センター
ダイワ精工株式会社 財団法人 日本丸記念財団
マルハ株式会社 三井造船株式会社
ヤンマー株式会社 四国フェリー株式会社
海上自衛隊幕僚監部 社団法人 神戸港振興協会
海遊館 社団法人 全国モーターボート競走会連合会
海洋科学技術センター 社団法人 大阪港振興協会
株式会社阪九フェリー 社団法人 日本海員掖済会
株式会社スガ・マリンメカニック 社団法人 日本栽培漁業協会
株式会社スペースクルーズ 社団法人 日本水難救助会
株式会社ボルボックス 商船三井客船株式会社
株式会社商船三井 新日本海フェリー株式会社
株式会社上州屋 石川島播磨重工業株式会社
株式会社水中造形センター 川崎汽船株式会社
株式会社舵社 川崎重工業株式会社
株式会社大滝工務店 太平洋フェリー株式会社
株式会社南星企画ゆたか倶楽部 大阪市港湾局
株式会社名門大洋フェリー 大島運輸株式会社
関西汽船株式会社 東日本フェリー株式会社
宮城県慶長使節船ミュージアム 特殊法人 運輸施設整備事業団
九越フェリー株式会社 特定非営利活動法人 日本セイルトレーニング協会
古野電気株式会社 日本クルーズ客船株式会社
五洋建設株式会社 日本ペイント株式会社
国際協力事業団 日本科学未来館
佐渡汽船株式会社 日本郵船株式会社
財団法人 シツプ・アンド・オーシャン財団 日立造船株式会社
財団法人 日本海事広報協会 姫路市立水族館
財団法人 日本水路協会 明石市立天文科学館
財団法人 帆船日本丸記念財団 郵船クルーズ株式会社
財団法人 伏木富山港・海王丸財団  
 
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