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イ 食事
 「新鮮な旬」の「地場の食材」を使った「郷土料理」を提供することを心がけており、椎葉の代表的な食材で、かつ、自家で調達できる、椎茸、タケノコ、川魚、山菜、そばは「必ず出している」施設が多い。日替わりメニューや弁当サービスなど、家族的な対応が可能だが、子ども向けのメニューがないなど、これまでなかったファミリー客の受け入れにはサービス面の改善が必要と思われる。
 
図表3−38 食事で気にかけている点
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(注)
1位を7点としてポイントする合計数で評価。7位は1点。その他の内容は、椎葉でしか食べられない岩茸、説明
 
図表3−39 食材の調達について
自家調達できる食材 村内で調達できる食材
野菜類、大葉、川魚(ヤマメ、アユ、フナ、コイ)、干したけのこ、干しぜんまい、生椎茸、乾椎茸、生筍、ぜんまい、わらび、栗、野菜、柿、柚子 その他 生しいたけ、猪肉類、川魚類、山菜類、鹿肉、柿、ほうれん草、豆腐、筍、そば粉、ヒエ、キビ、ヤマメ、椎茸豆腐、こんにゃく、山芋、栗、山菜、千枚、カチ栗 その他
 
図表3−40 タ食における椎葉の特産品の利用状況
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図表3-41 お酒の種類
 
区分 産地
焼酎 宮崎、新潟、福岡、奈良、京都、延岡、お客持ち込み
日本酒 宮崎、和歌山、熊本、椎葉、鹿児島、都城市(霧島)、諸塚、自岳、球磨、お客持ち込み
 
図表3−42 食事の部屋出しについて
 
図表3−43 子ども向けメニューの有無
 
図表3−44 宿泊客への弁当サービスについて
 
図表3−45 連泊客に対する毎日違ったメニューの提供について
 
(6)セールスポイントについて
・田舎の親戚の家に帰ったような気持ちになって欲しい。椎葉の歴史や伝説等を食事(飲食)をしながら談笑し、決して見栄えはさえないが、手作り料理に徹し、つけもの1つでも自分で漬けたものを出したい。
・旅館までは遠いけれど、来て良かったといって下さるように、地の物、新鮮な食品を、川魚、山菜等を使って、おもてなしを致します。
・(1)自給自足で全て有機、(2)時間的に余裕のあるお客さんには自分達でやって貰う、(3)タイムスリップの時を過ごして貰う、(4)後は皆さん(行政)のお知恵拝借
・自分たちで思い思いやっています。
・泊まっていただいたお客さんみんなが仲間となり楽しい一夜が過ごせる宿。山菜料理などにうでをふるいます。
・お客様の希望で、鶴富屋敷内で食事ができるように設定している。料理も椎葉のイメージに合うように郷土料理を主体におこなっている。又、民謡や神楽等の実演もおこなっている。
・自ら民謡、タイコ、観光案内、料理の説明、村内のことや平家伝説の説明をする。
  







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