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(4)通勤・通学の利用交通手段
 平成12(2000)年の国勢調査によると、利用交通手段が1種類の場合、「自家用車」の利用率は43.4%と最も多く、次に「鉄道・電車」が続いている。一方、バスは「乗合バス」、「勤め先・学校バス」をあわせても1.3%と利用率が低い。
 利用交通手段が2種類の場合は、「鉄道・電車およぴ乗合バス」の利用率は6.2%と最も多く、主要な鉄道の端末利用交通手段となっている。
 「3乗合バス」、「4勤め先・学校のバス」、「10鉄道・電車及ぴ乗合バス」、「11鉄道・電車及び勤め先・学校のバス」を合わせると、バスの利用率は7.5%となる。また、常住地ベースと従業地ベースで比較すると、従業地ベースが6.3%に対して、常住地べ一スは7.9%と利用率が高い。
 
図表1−17 通勤通学の利用交通手段
(拡大画面:58KB)
 
(5)鉄道の利用状況
 西鉄大牟田線の乗降人員数は、全体では減少傾向で、各駅でみると横ばいもしくは減少傾向にある。
 一方、JR九州は、全体では平成7(1995)年まで増加し、その後減少している。原田駅や天拝山駅は、駅周辺の宅地開発により増加傾向にある。原田駅が平成元(1989)年から平成4(1992)年にかけて乗降者が急増しているのは、小郡・筑紫野ニュータウンの開発によるものである。
 本市の鉄道の主要駅は、西鉄では二日市駅、朝倉街道駅、JRでは二日市駅となっており、平成10年の乗降人員は、それぞれ10,880人、5,326人、5,006人となっている。
 
図表1−18 西鉄大牟田線の年間の乗降人員数
(単位:千人)
  平成元年 平成4年 平成7年 平10年 平成13年
総数 21,670 23,577 21,139 19,586 17,791
二日市駅 12,492 13,477 11,763 10,880 10,006
朝倉街道 6,101 6,355 5,711 5,326 4,739
桜台訳 1,075 1,220 1,154 1,046 896
筑紫駅 2,002 2,525 2,511 2,334 2,150
資料:西日本鉄道(株)本社
注:各駅の乗降人員の合計を掲載
 
図表1−19 JR九州各駅の年間の乗降人員数
(単位:千人)
  平成元年 平成4年 平成7年 平成10年
総数 4,654 6,357 7,414 7,136
二日市駅 3,745 4,699 5,389 5,006
原田駅 540 905 1,191 1,215
山家駅 23 17 13 5
天拝山駅 346 736 821 910
資料:JR九州二日市駅
注:乗降人員の合計を掲載
 
(6)自動車交通量
 自動車の交通量は、平成2(1990)年から平成6(1994)年までは増加傾向であったが、その後は横ばい状態となっている。但し、県道岡田日田線については、増加傾向となっている。
 
図表1−20 道路交通量の状況
(単位:台/12時間)
  平成2年 平成6年 平成9年 平成11年
国道3号 東新町 14,756 15,863
筑紫 19,794 22,220 23,990
原田 14,110 16,766 16,196 15,852
国道200号 山家上西山 6,545 7,746 8,070
山家6・7区 3,420 7,685 8,644 8,546
筑紫 7,290 6,148 6,752
県道福岡日田線 二日市 16,192 16,801
永岡 17,459 17,634
資料:福岡国道工事事務所、県道路維持課







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